今回のお風呂屋さんは、大阪・ミナミ界隈にある【なんば温泉】さんです。南海電車難波駅から徒歩5分ほどで、エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)の隣にあります。
ジェットバスや電気風呂、水風呂に加えてスチームサウナと乾式サウナが男性側のみ有料であります。
ℹ️ 銭湯情報
・軟水
・水風呂
・スチームサウナ
・サウナ(+200円/男性のみ)
¥ 料金
⼤⼈ (中学生以上) 520円
中人(小学生) 200円
小人(幼稚園児まで) 100円
⏱ 営業時間
15:00~23:00
📆 定休日
毎週木曜日
🚃 アクセス
南海本線/高野線 難波駅(NK01)2F中央改札口 徒歩5分
🅿️ 駐車場
なし
☎️ 電話番号
06-6631-4502
📍 住所
〒556-0011 大阪府大阪市浪速区難波中3-4-10
🗓 訪問日
2024/2/3(土)
♨️ お風呂の種類
〇 主湯
・深湯
・ 電気風呂
〇 ジェット系
・座風呂
・寝風呂
〇 ラドンスチームサウナ
〇 水風呂
2F有料エリア
〇 サウナ
〇 水風呂
〇 レストルーム
🏛️ HP
アクセス
大阪の代表的な繁華街・ミナミに位置する南海難波駅は昭和7年に竣工した巨大なターミナルビルで、併設されるスイスホテル南海大阪のビルと共になんばエリアのランドマークとなっています。
そんな南海難波駅を降車すると行き止まり式の9面8線の巨大なホームが広がっています。改札口は3箇所あり、行き止まりの先にある同一フロア上の北改札口、ホーム中程から2Fにおりた中央改札口、ホーム先端付近(新今宮方面)から2Fにおりた南改札口があります。
大勢の降車客は北改札口に向かいますが、なんば温泉へは「マクドナルド」がある中央改札口が分かりやすくて便利です。
中央改札を出て、左に曲がり「なんばパークス・なんばスカイオ」方面に向かいます。駅から出ると、1Fに降りるエスカレーターで下り、左に曲がって「難波中」交差点に出ます。
左斜め向かいに「マクドナルド」があるので信号を渡ってマクドナルド側へ移ります。その後、ホテルや「ブックオフ」方面に歩くと、「ファミリーマート」があるのでその手前の道を左に曲がります。
そして、100mほど歩くと【なんば温泉】に到着します。
ちなみに北改札口を出て、長いエスカレータを降りると駅の正面に出ます。南海難波駅前は以前はタクシー乗り場など道路でしたが、歩行者専用空間として2023年11月23日に「なんば広場」として生まれ変わりました。
駐車場は無し 近隣コインパーキング情報
なんば温泉には駐車場はありません。なんば周辺なのでコインパーキングは豊富です。
パークス通 高速バス乗り場からは徒歩2〜5分
高速/夜行バス乗り場は7カ所
難波エリアには高速/夜行バス乗り場がいくつかありますが、なんばパークス横を走るパークス通にもバス乗り場があります。
合計で7カ所のバス乗り場があり、【なんば温泉】まで徒歩2〜5分で行けるので乗車前の入浴にもオススメです。
南海難波駅から近い順、北側から「さくら高速バス・JAMJAM LINER・Limon Bus・Tourist Bus・オリオンバス・どっとこむライナー・グレースライナー」と並んでいます。各社のHPは以下に記載しています。
①さくら高速バス
②JAMJAM LINER
③Limon Bus
④Tourist Bus
⑤オリオンバス
⑥どっとこむライナー
⑦グレースライナー
なんば温泉から各バス停
【なんば温泉】を出ると左に曲がり、すぐに右に曲がって金光教の教会を沿うように歩きます。少し歩くと突き当たりになるので右に曲がります。そして、すぐ左にポール付きの歩行者専用の小道に入ります。
小道を抜けて①さくら高速バスを利用される方は左に②〜⑦の各高速バスを乗車される方は右に曲がります。その後、直進すると各々のバス停に到着します。
最も近い「②JAMJAM LINER」だと徒歩2分ほど、最も遠い「⑦グレースライナー」でも徒歩5分ほどでバス停に着きます。
高速バスの乗車前に「お風呂に入っておきたい」と思う方も多いと思います。目的地へ移動前に銭湯でさっぱりリラックスしてみるのも良いでしょう。定休日は木曜日ですのでご注意を‼️
外観から分かるナニワ工務店
大相撲やプロレス、格闘技など行われる「エディオンアリーナ大阪」の手前の道路を放ったところにあります。
なんばと言えば大阪屈指の繁華街のイメージが強いですが、この辺りは飲食店の数などまばらで少し落ち着いた雰囲気となっています。そんなこと言ってもやはりここは「なんば」で建物はビル型銭湯です。
昼間は看板の照明が消えているので、大通りからは見つけにくいです。建物の正面上部にサウナやラドンスチームなど入浴設備が書かれた看板は大阪の浴場を回っている方は気づかれると思いますが「ナニワ工務店」さん施工というのが伝わってきます。
「ゆ・快・に 健康入浴」とユニークな表記の看板も特徴的です。大阪のお笑い文化を体現しているようで面白いです。
夜になると照明が付き、昼間と違った雰囲気が出ます。
都会ながら充実したお風呂
店内に入るとロビーとフロントがあり、支払いは直接フロントで行います。ロビーには長イスとテレビ、コーヒー牛乳などの飲料とビールが販売されています。
浴室はそれほど大きくありませんが、「スチームサウナ・水風呂・洗い場」が3段下がった場所にあり、その上の2Fに「乾式サウナ・水風呂・レストルーム」の有料エリアが配置され、上空の空間が有効活用されています。
洗い場のシャワーの勢いがとても強く水量もあるのでしっかり洗えます。一部の蛇口は押すと適量が出てきます。お風呂の温度は42℃ぐらいでした。ビーナス像のような像が2F階段横にあります。
主湯
浴室入口から一番近く、扇型の深湯です。湯船内から併設されている電気風呂に行くことができます。電気風呂は電極板が八の字型に設置されているので、狭くなっているところは電気強いから要注意です。「トン・トン・トン・トン・トン・」と小刻みでリズムの良い電気風呂でした。
寝風呂&座風呂
主湯の奥にあるのが寝風呂と座風呂がある湯船で、各々2基ずつあります。寝風呂は胴体にバイブラ(気泡)が当たり、リラックスできるように身体のラインに合わせた流線形の背もたれになっています。
座風呂は少し深くなっており、「足裏、ふくらはぎ、腰の真ん中」左右1つずつの計6個のジェットが体をほぐします。特に腰のジェットは2つのジェットの距離が近いこともあり、そこそこのパワーがあります。
ラドンスチーム
階段を3段下がった面にあるラドンスチームは入浴料金のみで入れます。室内は4人ほどの大きさで、スチーム発生器が丸見えであります。低温で湿度もすごく高くないので、ゆっくり身体を温めることができました。
1F水風呂
スチームサウナを出た横にある水風呂は1人or2人ほどの大きさで、水温が体感で19〜20℃と少し高めです。スチームサウナだとこのぐらいの温度帯の方が入りやすいかもしれませんね。
2F有料エリア(乾式サウナ・水風呂・レストルーム)
乾式サウナは2Fにあり、入浴料に+200円で男性側のみにあります。2Fは全体が有料エリアですので、貸出のサウナ利用者バスタオルを持って上がりましょう‼️
サウナは温度計で110度が表示されている高温ボナサウナでコテージのような雰囲気が出ています。室内の香りもコテージにいるような感じの独特な香りがします。
2段で8人ほど入室できるキャパで、中に入った瞬間、高温に熱された空気が室内を包んでいます。バスタオルを巻いて、着席して2分ほどで大粒の汗がポタポタと滴り落ちてきました。
サウナ室の隣にレストルームがあり、白のチェアが2脚とテレビが音無しで放映されています。実は音だけはサウナ内で流れており、このレストルームとサウナはガラス同士でお互いの部屋の様子がわかります。
レストルームは階段を上がってすぐにあり、室内はタイル張りで温浴設備や暖房などがないのでよく冷えています。サウナ後のクールダウンをするのにとても良かったです。
2Fにも水風呂があり、有料エリアにあるので実質乾式サウナ利用者専用の水風呂です。水温は1Fの水風呂に比べて冷たく体感で15,16℃ほどでした。
2Fのみで「サウナ」→「水風呂」→「休憩」が行え、コンパクトにまとまっているので動線はとても楽です。ただコンパクトゆえに混雑時は2Fに上がるのが大変だと思います。
なんばの銭湯
時間帯や曜日もあると思いますが、多種多様な方々が来られていました。地元の方、旅行客、若者、高齢者、ミドル層など様々な人が行き交う街にある銭湯だと感じられました。
浴室は大きくないですがジェットやスチームサウナもあり、値段も大人520円、サウナ+200円で難波で入れると考えると非常に良心的な値段ですね。