今回の銭湯は、西巣鴨駅から徒歩3分にある【滝野川浴場】さんです。
滝野川といえば、登録有形文化財にも指定されている【稲荷湯】さんが有名ですが、もう一つ滝野川には魅力ある銭湯があり、それが滝野川浴場さんです。
“滝野川浴場”の概要
ℹ️ 銭湯情報
・熱湯
・ボディソープ、リンスインシャンプーあり
⏱営業時間
15:00〜23:00
📆定休日
毎週火曜日
🚃アクセス
都営三田線 西巣鴨駅(I15)徒歩3分
🅿️ 駐車場
※未確認
☎️電話番号
03-3917-6423
📍住所
〒114-0023 東京都北区滝野川3-17-5
🗓訪問日
2023/6/14(水)
♨️お風呂の種類
〇 深湯(激熱湯)
〇 浅湯(熱湯)
🏛️ HP
アクセス
都営三田線の西巣鴨駅を下車し、改札を出たらA2出口に向かいます。A2出口を出て右に曲がり、明治通りと白山通りが交差する「西巣鴨交差点」の方へ歩き、信号を横断します。
ガソリンスタンドを超え、「文化シヤッターサービス」さん(上記写真の建物(右))の左側に通る道に入ります。そのまま直進し、「滝野川八幡通り商店会」という商店街に入って少し歩くと【滝野川浴場】さんの正門に到着です。
滝野川浴場は何処に?
正面入り口は商店街内にあります。門に「ゆ」と描かれているので分かりやすいですね。
タイトルにある「初見では辿り着けなさそう」というのは、一つ目は入口→の方に銭湯が見当たらず、その手前にマンションがあるので一見するとマンションの私有地で入りづらかったんです。しかも、トラックも止まっているので「本当にこの奥に銭湯あるの?」と思っちゃったんですね。
そして、もう一つが裏口を最初に発見してしまったんですが、銭湯の入口っぽいのがなくて代わりにトラックや木材やら入れるような雰囲気ではありませんでした。(裏口からは材木置き場と駐輪場を通って玄関へ行けます)
常連さんならすんなり入れると思いますが、初めて訪れるには少し勇気が入りました(笑) ですが、こうしたいつもと違うことにはワクワクしちゃいますね。
ついに玄関へ
裏口から入る勇気がなく、正門までぐるりと周囲を回って門の中へ。トラックを通り過ぎるとやっと銭湯ぽさが出てきます。右に目をやると、駐輪場があり自転車がズラーと並んでいました。奥に進むと裏に抜けられて、途中にはお湯を沸かすのに使う木材がありました。
そして、左側に玄関が!見つからないようにひっそりと潜んでいるかのようにありました。
年季が入った営業時間の看板がいいですね。何回も書き直して長年使われているのが一目見て分かります。
中を覗くと左が女湯、右が男湯で番台銭湯のようです。そして、中からは談笑している声が聞こえてきました。
店内に入ると驚きの連続
早速、下駄箱に靴を預けて店内へ。直前に先客の方が中に入られ、番台さんに向かって「もう1人来るよー」と呼びかけていました。ここはコミュニティがしっかりしているんだなと思いつつ、番台へ。
入店したらすぐに
「こんばんは」
お金を払い
「ありがとうございます」
「ゆっくりしていってくださいね」
とすごく明るく軽やかに声をかけていただきお風呂に入る前から癒されました。
店内は所々新しい木材が使われており、トイレや洗い場の中壁に使用されていました。私の予想では、改装などされていないと思い込んでいたので驚きました。
そして、浴室がびっくり。ドアを開けると真ん前に金魚?または鯉が4匹泳いでいる池がありました。露天風呂や脱衣所横には今までも見たことありましたが、内湯にあるのにはびっくりです。
そして、床が石畳でできていました。タイル張りの銭湯が多い中、東京でも石床を見られるとは思っていませんでした。(愛媛の道後温泉とか石床ですよね)
また、浴槽もゴッツゴツした岩風呂で熱い!なんとなく想像してましたが激熱でした。特に深湯の方が熱く、ほぼほぼ誰も入っていない状態。。。
2つしか浴槽がないコンパクトな浴室で、熱湯使用なので浴室内はすごく蒸された状態になっているので身体が温まるのが早いです、そのためか、湯船より洗い場に座っている方が多い印象も・・・
優しいさを感じずにはいられない
しっかり温まり湯船から上がって脱衣所へ。すると番台さんから
「暑いでしょ」
「扇風機がそこにあるから使ってね」
なんて言うてくれたんですよ。番台銭湯の良いとこでもありますが、番台さんのおもてなし心がすごく感動しました。初めてきた客にも常連客にも分け隔てなく会話しているのが本当にすごいと思いましたし、「また行きたい!」となってしまう応対でした。
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