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【草津湯】『閉店』 伝説の営業時間1時間の銭湯[東京都葛飾区・小菅]

東京銭湯
東京銭湯

今回の銭湯は、2024年6月29日(土)閉店の東京都葛飾区・小菅にある【草津湯】さんです。火曜日〜土曜日、1日の営業時間が16:50〜17:00の約1時間のみ営業している伝説の銭湯です。

❗️閉店日
 2024/6/29(日)

ℹ️ 銭湯情報
・番台
・熱湯

・宮造り
・レトロ

¥ 料金
 ⼤⼈  520円

⏱営業時間
 15:50~17:00

📆定休日
 毎週日・月曜日

🚃アクセス
 ・東武スカイツリーライン 小菅駅(TS10) 徒歩10分
 ・東京メトロ千代田線/JR常磐線各駅停車 綾瀬駅(C19/JL19)西口 徒歩16分


🅿️ 駐車場
 なし

☎️電話番号
 03-3602-4005

📍住所
 〒124-0001 東京都葛飾区小菅1-17-3

🗓訪問日
 2024/6/27(木)

♨️お風呂の種類
 〇 深湯
 〇 浅湯

🏛️ HP
 草津湯 – 小菅 – 葛飾銭湯

アクセス

小菅駅

北千住から東武動物公園寄りに1駅の小菅駅を下車し改札を出たら左に曲がります。駅前の路地を抜けて左に曲がり、首都高中央環状線と並走する「平和橋通り」進みます。

「小菅1丁目」交差点を越えて次の信号、直線に続いていた「平和橋通り」が左にカーブする直前にある信号を左に曲がります。

少し歩くと左側にコインパーキング「Navi Park小菅第6」がある角を左に曲がると、右手に【草津湯】があります。

綾瀬駅

JR常磐線各駅停車と東京メトロ千代田線が乗り入れる綾瀬駅からは徒歩16分ほどで着きます。

綾瀬駅を下車し、西口から出ます。西口を出て、左に曲がり、直進します。信号を越えて、次の角を右に曲がります。突き当たりを左に、そしてすぐ右に行きます。また、突き当たりを左に曲がり道なりに沿って進むと、首都高三郷線が上を走る大通りに出ます。左に曲がり、しばらく進むと信号があるので反対車線に渡り、階段を登って「水戸橋」を渡ります。

少し歩くとコインパーキング「Navi Park小菅第6」があり、その手前の角を右に曲がると、右手に【草津湯】があります。

「水戸橋」と「東京拘置所」

水戸橋と綾瀬川・首都高三郷線

今回は綾瀬駅から草津湯へ。水戸橋を渡って綾瀬川を越えると、街の雰囲気が一変。下町の長閑な街が現れます。「西小菅商盛会」という旧水戸街道沿いにある商店街ですが、現在営業しているお店は少ないようで、宅地か廃業しているところが多く見受けられました。

この辺りは東に綾瀬川・西に荒川・南に下水処理場と小菅JCT・北に東京拘置所と四方を囲まれた陸の孤島なので他の街と違った空気が流れているのかもしれません。現代の慌ただしい感じと違い、ゆるりとした空気感の肌には合いました。

少し歩き、たばこ屋さん辺りで右手を向くと「草津湯」と書かれた煙突が見えます。

そして、すぐの角を右に曲がると立派な宮造りの建物と煙突が!到着したのは15時半過ぎ、開店20分前です。

開店直後の草津湯

すると私よりも早く到着している方が1名いらっしゃいました。草津湯閉店の報を聞いて来られたんでしょう。私と同様、写真を撮られていました。映り込んでは申し訳ないので、取り終わるまで待機。ある程度私も写真を撮らせていただいた後は周辺をブラブラと散策。

意外と「西小菅商盛会」は範囲が広く、荒川寄りに1本西にある大きな道路も商店街の一部で、道路幅が先程よりも広いこともあってゆったりとした空気感が強く感じました。

この道路を進むと日本最大の規模を誇る「東京拘置所」があります。眼前には広い駐車場、奥に要塞のような堅牢な拘置所、そして手前の公園では、子どもたちが遊んでいるのどかな光景。車通りも少ないので、この辺りものんびりとした景色が流れていました。

ここで足を切り替え、西小菅小学校の前を通って草津湯の方へ。実は3年前にも草津湯を訪問していたのですが、小学校が工事中だったことを思い出し、「もうそんなに経ったのか〜」と一人回顧。

そんなこんなしていると再び草津湯へ。すると開店を待っている方が10人近くにまで!!

そして、開店予定の5分前、15:45に玄関の扉が開き開店。玄関の扉が開いているのは貴重です。開店から最後のお客さんが帰っるまでの1時間ちょっとしか空いていない貴重な瞬間です。

三方窓ガラスの脱衣所と熱湯のお風呂

玄関に入ると、「閉店のお知らせ」が貼られていました。これを見ると侘しさが一層強まります。

脱衣所

お遍路巡礼スタンプを押してもらうために最後に入店。番台でお金を支払いスタンプカードを出すと、ハンコを手渡されて自分で押すという初めての体験。

草津湯のスタンプ

ご主人に「初めて?」と尋ねられたので、「以前来させてもらいました〜」と答えると「じゃあ、うちが時間短いの知ってるね 熱いのも」とご親切に営業時間の短さとお湯の熱さを教えてくださいました。

脱衣所は昔ながらの構造で、天井は格天井。そして天井のすぐ下はすりガラスの窓ガラスが浴室側以外の三方にあり、明るさはバッチリ。玄関側のガラスからは雲に隠れた西陽も差し込み、曇っていても明るさは確保されていました。

浴室入口前にはレトロな体重計とボディソープ&リンスインシャンプーが置かれていました。そして、トイレは改装されて洋式のウォシュレット付きに。ご高齢のお客さんも多いので、改装されたのでしょう。ご主人と会話されている常連さんも結構おられました。

浴室

浴室に入ると、洗い場はほぼ満員。湯船前の島式カランが空いていたので、そこに座って身体を洗いました。浴室の構造としては、浴室入口側に洗い場・奥が湯船のシンプルな配置で洗い場は左右がシャワー付きで中央の島式カランは蛇口のみです。

熱湯が名物ということで身体を洗いつつ、蛇口で温度を調節しながら徐々に身体を慣らしていきます。そして、「あのお風呂は熱湯」と心の中でつぶやき、自分に暗示をかけます。これが熱湯に入るコツで、身も心もしっかり準備して入れば、案外入れちゃうもんです。しっかり慣らしたところでお風呂へGO!

お風呂は男女湯の壁側が『座風呂付き深湯』外壁側が『ジェット付き浅湯』の2つの湯船があります。まずは深湯から。慣らしたおかげか想像よりも温度が高くなかったのですんなりと入れました。(蛇口のお湯がめっちゃ熱かったのもあると思いますが…)浅湯側に2基の座風呂があり、背中にジェットが1つ。やや弱めの水流が背中に当たります。

続いて浅湯へ。こちらは湯船の両サイドに1穴ジェットがあり、座風呂と比べてパワーは同じぐらいですが、水流幅が少しだけ広い気がしました。身体を慣らしたとはいえ、はしご湯船をすると火照ってしまったので、カランで一休み。

水とお湯を少々配合した桶水を頭からかぶりクールダウン。これがまた気持ちよい。「生き返る〜」「涼しい〜」「心底ホッとする」などなど言葉ではなかなか表現できないですね笑

一休みの間に浴室内を鑑賞。ペンキ絵は石川・金沢の兼六園があり、男女湯の壁には横長のヨーロッパ湖畔の絵が、そして、外壁の外には地元小学生が描いた小菅の民話「こすげどん」の絵が描かれたおり和洋、子どもたちの絵と3種の絵が鑑賞できます。

連続につながるカランの鏡、アルミ?ステンレス?の排水溝、しっかり空間が確保された湯気抜き、移動しやすいように設置された手すり、熱々のシャワー。見ているだけで名残惜しくなりました。

再びお風呂へ。今度は身体が乾いてしまったので、先程よりも熱さを感じ、お湯がもつ熱気が全身を包みジリジリ熱さが襲ってくるような体感。そして深湯のそこからお湯が上にかき上げられるので、これにあたるとビリッと熱さがきました。さすがに2回目は長く入れないですね。

再び休憩しラスト入浴。浅湯はジェットの間から熱湯が流れ出ているので、そこに座ってしまい「アチチチ」とびっくり!熱いお湯のさらに熱いお湯が流れているなんて…

16:25にはお風呂から上がり、身体を拭いて脱衣所へ。私は最後から3番目に上がり、その他の方はすでにお風呂から上られ、一番早い方は16:10ぐらいには脱衣所へ行かれていました。

熱々のお湯に浸かったので、何回身体を拭いても汗が出てきました。水で締めたらよかったんですが、喉乾いていて早く水飲みたかったんですよね〜笑 ちなみに飲みものは販売していませんでした。そして、全てのお客さんが浴室から出られた16:40頃には清掃が始まりました。

お庭に生える木々

着替えが終わると個人的に好きなポイント「お庭」です。マッサージ機奥にあるお庭にはちょっとした橋が架けられており、奥には小屋のような建物があります。もしかしたら以前はお手洗いだったのかな?銭湯の坪庭で橋まで架けられているのは珍しいですよね。この光景が忘れられなくて草津湯さんに再び寄らせてもらったのもあります。

じっくり鑑賞した後、ご主人に一言挨拶して16:50~55頃に他のお客さんと同時に退店、直後にお礼だけ伝えに来られた方がいましたが、これにて本日の営業は終了。すぐに玄関の扉が閉まりました。

1時間しか開いていない伝説の銭湯、再び来させていただくことができました。ご主人も体調にお気をつけてお過ごしください。長年お疲れ様でした。

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