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【出世湯】サウナ追加料金無し 老若男女が集うお風呂屋さん[大阪市生野区・寺田町/桃谷]

大阪市生野区_寺田町_桃谷_出世湯大阪銭湯
大阪銭湯

今回のお風呂屋さんは、天王寺から鶴橋・京橋方面に1駅の寺田町から徒歩7分、追加料金なしの富士山溶岩サウナと浴室には大画面のテレビ、そして露天風呂がある【出世湯】さんです。

ℹ️ 銭湯情報
・軟水
・水風呂
・露天風呂
・フィンランド式サウナ(追加料金無し)

¥ 料金
 ⼤⼈ (中学生以上) 520円
 中人(小学生)   200円
 小人(幼稚園児まで) 100円    

⏱ 営業時間
 14:00~24:30

📆 定休日
 不定休

🚃 アクセス
 ・JR大阪環状線 寺田町駅(JR-O02)北出口 徒歩7分
 ・JR大阪環状線 桃谷駅(JR-O03)南口改札 徒歩11分

🅿️ 駐車場
 あり(4台)

☎️ 電話番号
 06-6631-4502

📍 住所
 〒544-0024 大阪府大阪市生野区生野西1-2-2

🗓 訪問日
 2024/2/6(火)

♨️ お風呂の種類
 1Fエリア
 〇 主湯(円形風呂)
 〇 電気風呂
 〇 ジェット系
 ・寝風呂(バイブラ)
 ・座風呂 1基
 ・フィットネスバス 1基
 〇 打たせ湯
 ・ぶら下がり健康器
 2Fエリア
 〇 サウナ(70℃表示)
 〇 水風呂
 〇 露天風呂

🏛️ HP
 出世湯 (@syusseyu) / X(Twitter)

アクセス

JR寺田町駅
JR環状線で天王寺から鶴橋方面に1駅、大阪教育大学天王寺キャンパスや興国高校、大阪偕星高校など教育施設が集まる寺田町駅を下車します。

ホーム中ほどの階段で改札階に降り、北口を出ます。北口を出ると信号があるので渡って左に曲がり、すぐ右に曲がって、環状線と並走する道を歩きます。

少し歩くと信号があります。その信号を超えて、次の十字路を右に曲がります。少し分かりにくいですが、環状線の高架に”57″と番号が振られているのでそれが目印です。

高架をくぐると正面にコインパーキングがあり、左に伸びる道を歩き、コインパーキングの脇を通り抜けて、突き当たりまで進みます。

突き当たりを左に曲がり、住宅街を進みます。左側に駐車場が見えると、もう少しで到着します。次の十字路を右に曲がると【出世湯】さんがあります。

JR桃谷駅
駅前に伸びるアーケード商店街が特徴的なJR桃谷駅からは徒歩11分ほどです。

桃谷駅で下車し、改札階へ降りるとトイレや駅事務所がある南口改札から出場します。駅事務所横の改札を出て、直進し、駅を出ると左側に「桃谷駅前商店街」があります。右側に環状線の高架を沿うように道路が並走しているので、その道を歩きます。

しばらくは直進で勝山通を超えて、左側にある環状線の高架に“86”と番号が振られた高架があります。左に曲がって、その高架下を通り抜け少し歩くと【出世湯】さんに到着します。

徒歩1分ほどに専用駐車場あり

JR環状線の高架を抜けて、30mほど進むとコインパーキングや駐車場が多くある丁字路を右折します。直進すると出世湯の街道側にある表玄関があります。

右折してコインパーキングを抜けるとまた丁字路があります。駐車場は直進した先の右側にありますが、左に曲がると出世湯の住宅道路に面した入口があります。駐車場利用される方はこちらが便利です。

先ほどの丁字路から30mほど進むと左側に大きなモータープールがあり、その右側手前4台分が出世湯の駐車場となっています。

「出世湯 お客様駐車場」の張り紙がある駐車マスが出世湯専用駐車場になります。

出入口が2箇所

出世湯さんには玄関が2箇所あります。1つ目が俊徳街道側にある表玄関ともいうような出入口で、道路から少し奥まったところに入口があります。入口の手前は駐輪場と1台分の駐車スペースとなっています。

裏側にはありませんが道路沿いに張り出た看板やアーチ型の看板など誘客設備がしっかりあります。

そしてもう一つが住宅道路に面している玄関で、街道側と比較して少しシンプルな外観です。

シンプルですが街道側にはない斜めに書かれた「出世湯」が洒落ています。どちらも面している道路は狭いですが、街道と住宅と表裏で違った雰囲気が出ています。

煙突が見えないか辺りを散策していると、コインパークング横からひょっこり見えました。

大画面テレビにサウナ、露天風呂

店内に入ると両方の出入口に挟まれる形でフロントがあり、フロント前はソファとテーブル、テレビが置かれています。

浴室は縦長で1Fと2Fがあり、1Fには「洗い場・主湯・電気風呂・寝風呂・座風呂・フィットネスバス・打たせ湯・ボディーシャワー・テレビ」があります。

2Fは浴室入口から見て奥に階段があり、階段を登ると「露天風呂・サウナ・水風呂・飲料水用蛇口」があります。

浴室の湯や水は軟水が使用されています。洗い場のシャワーはたまに熱くなりますが良い温度で水量のあるお湯が出るので身体が洗いやすかったです。島式の洗い場はシャワーヘッドが新しくなっています。

また、電気風呂の横にはボディーシャワーがあり、通常のシャワーとサイドから水とお湯が出る3つの機能があります。

1Fのお風呂

主湯(円形風呂) 
浴室に入ってまず気になるお風呂が円形の主湯です。少し熱めで体感42℃ほどの深さのある湯船で他の湯船に比べて熱いので誰も入っていないことも多かったです。出世湯さんに来られる方は熱湯好きが少ないのかもしれませんね。

電気風呂
主湯の隣、脱衣所から一番近い山型パンの形のお風呂が電気風呂です。電極板の距離が近いので、少し強めに感じるかもしれません。この電気風呂はモードが4種類あり、6つのパターンで1サイクルの周期で電流が変化します。

モードは「A.シアツタイプ」「B.マッサージタイプ」「C.タタキタイプ」「D.ソフトタイプ」があります。

パターンは「①シアツタイプ」→「②マッサージタイプ」→「③タタキタイプ」→「④マッサージタイプ」→「⑤シアツタイプ」→「⑥ソフトタイプ」を経て①に戻ります。

各モード別の感覚としては、

A.シアツタイプ
シアツは身体を「グィーーー」と圧がかかる感じで、徐々に強くなる感じです。

B.マッサージタイプ
マッサージはシアツと比べて圧が弱く「じわ〜」と圧がかかってくる感じです。

C.タタキタイプ
タタキは「トントントン」と圧ではなくて小刻みに電気が流れてきます。

D.ソフトタイプ
ソフトは「ジーーーーー」と連続で電気が流れてきます。

といった感じでした。最初はどのモードがどのタイミングで切り替わっているのか掴むのが難しかったですが、タタキから感覚が掴めてきました。

ジェットがある湯船
主湯の奥側にあるのが寝風呂や座風呂がある湯船です。まず手前は特にジェットのないスペースで、続いて冷却枕付きの寝風呂が2人分ほどの広さであります。冷却枕があるだけで身体のラインに沿った寝風呂ではありません。

弾けるバイブラ(気泡)に身を包まれて頭を休めるのも良し、正面にあるテレビを眺めながらお湯を楽しむのも良しです。

寝風呂の奥に座風呂があり、背中の真ん中あたり、ふくらはぎ、足裏の6箇所にジェットが当たります。こちらは寝風呂とは違い、身体にフィットするように角の出っ張りが抑えられ、座面も滑らかにカーブし、背面も少し後ろに傾いています。

座風呂の奥にはナニワ工務店恒例の3段階式ジェットのフィットネスバスがあります。「周囲・中央・全開」のモードがあり、座風呂と比較して圧倒的パワーを持っています。「周囲」でも強く思いますが、「全開」は気を抜いていると身体ごと飛ばされるかもしれないのでご注意ください。

打たせ湯とぶら下がり健康器
そして、1F最後のお風呂が打たせ湯です。最も脱衣所から遠く、フィットネスバスの隣にあります。打たせ湯は仕切りがあるので周りのお客さんに水飛沫がかからないよう配慮されていますが、仕切り内にぶら下がり健康器も設置されているので、他の方が健康器を使用されている時は打たせ湯を使われないほうが良いと思います。

座面が石のイスに座り、壁にあるボタンを押すと頭上から湯が「ボゴーーー」と勢いよくジェット噴射されます。イスの上面が浸かるほどお湯があり、「お湯にめり込んでいくんちゃう?」と思う威力でした。でも、身体にお湯が当たっても心地よいぐらいです。

2Fのお風呂

2Fに上がると露天風呂、サウナ、水風呂がコンパクトにまとまっています。水風呂前にはサウナマットがかけられており、サウナと水風呂の間には「飲料水」と書かれた蛇口もあります。

サウナ

サウナには入浴料のみで入れます。室内は2段8人掛けほどのスパースで時計と温度計、テレビが設置されています。座面と背面には大判バスタオルでイスの部分が覆い尽くされています。室内に掛けられている温度計では70℃と表示されており、確かに優しい温度でした。

「サウナ利用者はバスタオルを必ず敷いてお入りくださいと」書かれていますが。フロントでお金を払う際に「サウナいくらですか?」と伺うと「無料です。うちは全部揃ってるんよ~」とにこやかにおっしゃられたので、書かれているのは死文化してるのかもしれないです。ちなみに貸しバスタオルは50円、貸フェイスタオルは20円です。

ここのサウナは富士山の溶岩があるらしく、サウナ内で熱を持つと遠赤外線を放出するそうです。そして、フィンランド式サウナでもあるので、オートロウリュ機能があるみたいで湿度が高いです。あるみたいというのはオートロウリュが作動しているところが見れなかったからなんですが笑

温度は高くありませんが湿度があるので感覚的にはそこまで熱くなく気持ち良いのですが、身体はしっかり熱くなります。

浴室側と露天側が窓ガラスなのと室内灯が白色灯なので、結構明るい空間に感じました。

水風呂
水風呂は2人は余裕で入る深湯で温度が体感で16℃ほどと少し冷たいです。しかし、サウナの温度が低めなのでそれ以上に冷たさを感じるかもしれません。

水風呂に入る瞬間は「結構冷たいな〜」と思いましたが、中に入ると「イメージよりは冷たくないな」と感じすぐに出るようなことはありませんでした。

色々な水風呂に入っていると自分がしっかり浸かれる温度の下限って分かってきますよね?笑

露天風呂
浴室に面した側がガラスになっているので、浴室内を眺めることができます。湯船の手前が「すね」ぐらいの深さで奥が深くなっています。浅深の割合は7:3ぐらいです。湯船としては一番大きくて同時に6人ほど入ってもゆっくり浸かれそうです。

温度も内湯に比べて少し低く、40℃ぐらいじゃないかと思います。上空は天幕で覆われていますが、外気がしっかりと吹き込んでくるので少しのぼせてきたと感じた時に冷たい風が気持ちよかったです。

露天風呂にはサウナ側の床に樹脂製のガーデンチェアが2脚用意されています。バスタオルを顔に置いて視界を遮って外気の冷たさを感じていると瞑想状態になっている時間が本当、至福のひと時です。

人付き合いが濃いお風呂屋さん

実に多くの方々が来ていたのですが、幼稚園児や小学生ぐらいの子どもも多くてスーパー銭湯なら見かけますが銭湯では最近はあまり見かけない光景に癒されました。

柚子風呂するために柚子に絵を描いたそうなのですが、小学生の子にお手伝いしてもらったようで地域との交流がしっかりしているなと感心しました。

子ども以外にも高齢の方や若者、40,50代など年齢・性別問わずに多様な方々が来られていました。最近訪れた難波にある【なんば温泉】さんも多種多様な方が来られていると思いましたが、客層が異なりますね。出世湯さんはもっと大衆的・庶民的・地域型といった印象に移りました。

店員さんも色々話してくださり、「軟水導入した時にシャンプーがなかなか落ちんくて気になったんよ〜 ハハハハ」と軽妙なトークと笑顔にほっこりしました。

地域とのつながりが薄くなっている現代において、出世湯さんのような銭湯はとても貴重だと思った1日でした。

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