【湊潮湯】大正12年創業 関西唯一の海水の潮湯があるお風呂屋さん[堺市堺区・湊]

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大阪銭湯
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今回のお風呂屋さんは、お風呂のお湯に海水を使用した珍しいお風呂がある【湊潮湯】さんです。海水は沖合2.5kmから汲み上げて、地中に埋められている鉛管を通って銭湯に供給されています。名物の塩湯以外にも特殊ボイラーで出来る炭酸泉や遠赤外線サウナ、水風呂もあります。

ℹ️ 銭湯情報
・海水風呂
・水風呂
・露天風呂
・サウナ(+130円)

¥ 料金
 ⼤⼈ 520円
 中学生 380円
 小学生 200円
 幼児 100円   

⏱ 営業時間
 15:00~22:00

📆 定休日
 毎週水曜日

🚃 アクセス
 南海本線 湊駅(NK12)徒歩3分

☎️ 電話番号
 072-241-9676

📍 住所
 〒590-0833  大阪府堺市堺区出島海岸通り1-2-13

🗓 訪問日
 2024/2/8(木)

♨️ お風呂の種類
 〇 主湯(炭酸泉)
 ・寝風呂(気泡&ジェット)
 ・深湯
 ・浅湯
 〇 電気風呂
 〇 潮湯
 〇 遠赤外線サウナ
 〇 水風呂
 〇 露天風呂

🏛️ HP

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アクセス

旧堺港の最寄駅・堺駅から1駅和歌山市側にある準急以下が停車する湊駅を下車します。南海本線では平日朝2本のみ準急を運行しているので実質、普通のみ停車する駅です。

高架駅である湊駅を降りて1Fにある改札に向かいます。改札を出ると左右に出入口があるので、左側の出口を利用します。

駅を出ると目の前にパチンコ屋さんがあります。高架橋と並行する道路が目の前を走っているので、右に曲がり、高架沿いを歩きます。

しばらく直進すると信号機がある交差点に出ます。その交差点の信号を渡らずに左に曲がると、50m先に信号があります。その信号を直進すると左側に【湊潮湯】さんがあります。

駐車場は銭湯の両サイドに

駐車場は8台分が湊潮湯が入居するマンションの両サイドにあります。

建物前の大通りから見て左側、湊駅に近い住宅街にある方は3台分の駐車スペースがあります。

そして、右側の出島交差点寄りの大通りに面したところに5台分の駐車スペースがあります。

唯一残る潮湯

周囲は住宅が立ち並ぶ閑静な住宅街といった雰囲気で、旧の26号線側に行くとシティホテルなどが立ち並んでいます。

今は閑静な街ですが、昔は漁港として栄えていたそうで潮湯も数軒営業していたそうです。現在でも堺出島漁港があり、週末の土日に開催される「とれとれ市」が開催されています。

しかし、時代の流れとともに湊潮湯以外の潮湯は閉店し、昭和30年台に堺・泉北地域の湾岸に大規模な工業地帯「堺泉北臨海工業地帯」が埋立・造成されたことによって湊潮湯も海水の供給場所の確保が厳しくなったそうです。

そのため、コンビナートの沖合2.5kmから海水を汲み上げて湊潮湯まで地中に埋設されている鉛管パイプで運んでいます。

マンションと一体化しているビル銭湯ですが、銭湯部分は破風と瓦の和風建築となっていて温泉の温泉の風情が出ています。

昭和の香りが漂う

入浴券は券売機で購入してからチケットをフロントで渡します。店内に入ると演歌や歌謡曲が聞こえてきます。

浴室は男女湯壁側と奥に湯船があり、入口の手前は洗い場となっています。洗い場はスーパー銭湯にある温度調節できるカランで水圧も良い感じです。

男女湯壁側にあるお風呂は『深湯と浅湯、寝風呂がある主湯』がある湯船と『電気風呂』があります。浴室の奥側には『サウナ・水風呂・潮湯』そして、『露天風呂』となっています。

浴室入口のすぐ脇に『ボディシャワー』もありますが、ボタンが宙ぶらりんで電線が出てしまっており故障しているようです。

ビル銭湯なので天井は低いですが、真っ白な天井と独特の空気感が開放的な空間を演出しています。BGMも少し聞こえ、ボディシャワーの配管が丸出し、古い文字フォントの看板などレトロな雰囲気がそういった空間を作っているのかもしれません。」

水風呂やサウナ以外のお風呂は温度帯が似ており、体感41℃後半〜42℃ほどある少し熱めのお湯です。

主湯
一番大きな湯船で長く、深湯のスペースは4人ほどはゆったりと浸かれそうです。この深湯の中央付近に排水口?噴出口?みたいなのがあるのですが、その穴を押さえると壁にある「天使と魚の像」の魚の口からお湯が「ピューーーー」と出てきます。

ユニークな仕掛けで驚きました笑 他のお客さんがいる際は掛かってしまうかもしれないので誰もいない時でないとできないですね。

そして、深湯から一段登ると浅湯スペースになり、深湯側はサラ湯で奥が気泡とジェットがある寝風呂になっています。手前は1穴のジェット、奥が2穴のジェットでどちらも腰、背中付近にジェットが当たります。

そして、この湯船は炭酸泉と書かれていました。炭酸がない気もしましたが、どうやら特殊ボイラーで完全燃焼させた炎とお湯が直接触れ合うことによって炭酸ガスを湯の中に圧入しているそうです。

電気風呂
主湯と露天風呂に挟まれたところにある電気風呂は電気風呂にしては広く、電極板の間に足を伸ばせるほど幅があります。主湯側に腰掛けがあり、露天風呂側は深くなっています。

足を伸ばせますが、露天風呂側にある電極板の電気が効いていなくて、実質、腰専用電気風呂でした。近くまで近づくと流石に電気が強くなりますが、少し離すと少々の良い刺激になります。

潮湯
名物の潮湯は2箇所あり、内湯と露天風呂が潮湯です。内湯の潮湯は水風呂の裏側にあり、横に長いです。やっぱり潮湯というだけあって”しょっぱい”です。たまにある岩塩風呂や死海風呂などよりも塩分が豊富な感じました。

看板に磯の香りと書かれていますが、確かに海の香り、しかも磯臭い感じではなく品質が高そうな感じでした。

潮湯は肌荒れや神経痛、特にアトピーに効果があるそうです。年末に蕁麻疹を発症し、現在は鎮静化しましたが、お風呂に入ると肌がピリつくことがあるんですね。

でも、潮湯に入ったら肌のピリつきが大幅に緩和されて「潮湯すげぇー」ってなりました。あくまで私の体験ですが、肌に良いのかなと感じました。

水風呂
潮湯の手前とサウナの横にある1人用の水風呂です。友人と来るなら2人入れそうですが、1人用と思ったほうがいいですね。水風呂は膝ほどの水深でよく冷えており、体感で15〜16℃ほどでした。

内湯も露天もサウナも比較的高温なので、温冷浴で身体を冷やすと温度差があってとても爽快になります。

遠赤外線サウナ
サウナは券売機で入浴券とセットで購入できます。バスタオルが貸し出されるので、サウナに入る際はバスタオル着用です。私は腰に巻いて入りましたが、座面に敷いている方が多かったです。

ここで注意‼️ サウナ室の扉は閉まる際に途中で引っ掛かって完全に閉まりません‼️ サウナに入られる際、サウナから出る際はドアをしっかり閉めることをお忘れなきよう‼️

サウナ室は狭めでおこもり感がある空間です。2段で5人ほどのスペースがあり、座面と床にはオレンジのタオルが敷かれています。

時計やテレビはありませんが、浴室よりもしっかりとBGMが聞こえます。そして温度は114℃とかなり高温で「カラッ」とした熱さが特徴です。

1段目の端はヒータが目の前にあるので、ヒーターの熱を味わいたい方にはおすすめです。ロッカーキーは金属丸出しで熱々に熱されるのでお気をつけください。

テレビがなく、暖色系の照明とおこもり感ある室内、大きめの音量で流れる演歌などサウナに集中できる空間でした。意外と演歌ってサウナへ集中させてくれるんですね笑

露天風呂(潮湯)
露天風呂も潮湯になっています。露天風呂のドアも注意が必要で、こちらはサウナと違って閉める際に勢いよく閉まるので何も気にせずに閉めると大きな音が浴室に響いてしまうので、閉めるときは優しく閉めると良いと思います。

ドアを開けて入ってすぐに謎のスペースがありますが、以前は打たせ湯があったようですが、現在は設備が取り外されています。

湯船は黒っぽい石垣で出来ており、湯船の中に平べったい置き石が4つあります。ほんの少しだけ深いので座る用の石だと思います。

周りの壁が高いこともあり、見上げないといけませんが空を眺めながら入浴できます。露天風呂も演歌がよく聞こえ、内湯と同じぐらい温度があります。

最後の潮湯

お風呂上がりには、「飛騨コーヒー」というコーヒー牛乳を飲みました。私の記憶では初めてのコーヒー牛乳で、少しビターな甘さ控えめのお味で美味しかったです。

鉛管で海から取水しているお風呂屋さんは効いたことがなかったので、中にある説明文や掲示物がとても興味深かったです。あの時代だからこそパイプを埋設できたと思いますが、現代だと多額の費用が掛かるので新たにパイプを通すのは難しいでしょう。

関西に唯一残った海水風呂があるお風呂屋さんとして、これからも存続して欲しい次第です。




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