今回のお風呂屋さんは、JRと地下鉄今里筋線の乗換駅である鴫野駅から徒歩4〜6分、大阪市城東区鴫野東にある【華厳温泉】さんです。
駐車場も完備されており、周囲は住宅と数軒の商店が混在した下町情緒あふれるところにあります。
“華厳温泉”の概要
ℹ️ 銭湯情報
・天然温泉
・露天風呂
・水風呂
・無料駐車場あり
・ドライヤー無料
・シャンプー、リンス、ボディソープ備え付け
・電子決済可能(PayPay)
¥ 料金
⼤⼈ 520円
※手ぶらセット 670円
小学生 200円
幼児 100円
⏱営業時間
15:00~22:30(最終受付 22:00)
📆定休日
年中無休(年末年始休みあり)
🚃アクセス
・JR学研都市線/おおさか東線 鴫野駅(JR-H40/JR-F07)東口 徒歩5,6分
・大阪メトロ🟧今里筋線 鴫野駅(I19)1号出口 徒歩4分
🅿️ 駐車場
あり(5台/店舗裏側)
☎️電話番号
06-6961-3492
📍住所
〒536-0013 大阪市城東区鴫野東2-19-5
🗓訪問日
2023/1/17(水)
♨️お風呂の種類
〇 主湯(41〜42℃)
〇 電気風呂
〇 水風呂
〇 露天風呂(39℃)
🏛️HP
大阪の天然温泉::華厳温泉
アクセス
JR鴫野駅
JRでは学研都市線で京橋から1駅にある「鴫野駅」で下車します。コンコースに降り、東口改札に向かいます。東口を出ると、目の前に今里筋が走るスクランブル交差点があるので反対車線の歩道に渡ります。信号を渡ると、左に曲がり今里筋を蒲生四丁目方面に進むと、今里筋線の出口が右側にあります。
地下鉄鴫野駅
地下鉄の鴫野駅は、中央線の乗換駅である「緑橋駅」と長堀鶴見緑地線の乗換駅である「蒲生四丁目駅」の中間にあります。
電車を降りてコンコース階に上り、改札を出ると駐輪場がある「1号出口」に向かいます。3号出口の方が改札から近いのですが、地上の信号を渡るなど考慮すると1号出口の方が良いかもしれません。
以下、共通
1号出口横に一方通行の道路があるので、そちらに進みます。しばらくは直進で駅近くはお店なども所々ありますが、道を進むにつれて住宅街の様相が濃くなります。
住宅街を歩いていると、右側に公園があります。この公園を通り過ぎ、右角に昔ながらの日本家屋の建物がある十字路を左に曲がります。
曲がった先の左側から煙突が見えます。こちらが【華厳温泉】さんになります。浴場の入口はもう少し先にあります。
ちなみに煙突が見える開けたスペースが駐車場です。
駐車場は5台分 近隣の他駐車場に注意
華厳温泉の駐車場は店舗の正面から見て裏側、左側の細い道路の先にあります。駐車台数は5台分あり、奥に3台と手前に2台分あります。手前2台分は駐車マスが狭いので大型乗用車の駐車は厳しいと思います。
お車でのアクセスの場合、上記では今里筋からお越しの想定ですが、「鴫野東2」交差点を東に進みます。「鴫野東2」から1つ目の信号を超えて、右側に注目し、3つ目の道路を右折します。
右折すると、すぐに5叉路にでます。その右前に「華厳温泉」があります。店舗の横を走る道路を直進すると、右側に駐車場があります。
周辺道路は一方通行が多いので注意が必要です。また、店舗の向かいに1台分の駐車場らしき場所がありますがこちらは駐車場ではありません。そして、華厳温泉の駐車場の反対側、店舗から見て右側に進み、一つ路地に入ると駐車場がありますがこちらも違うのでご注意ください。
駐車場横の道路沿いには「P」マークの看板があります。
駐車場内には「駐車場ご利用のお客様へ」の看板もあるので、こちらの看板も参考に駐車すれば間違い無いと思います。
下町風情が漂う街
5叉路の角に建つ華厳温泉さん。少し開けていたので建物全景がはっきり見えます。
お隣には昔ながらの理髪店があります。銭湯に面している道路は基本は住宅ですが、居酒屋やクリーニング屋さんがお店を構えており、昔は町内の生活拠点であった名残があります。
外観は白のタイルとブロックを白く塗った統一感ある見た目をしています。看板やのぼりが店前にないので、スッキリとした印象です。
奥行きのある主湯と露天風呂
料金の支払いは券売機で入浴券を購入してフロントへ渡します。券売機は高額紙幣に対応していないのでフロントで両替してもらいます。PayPayでの支払いも可能です。
浴室は奥行きがあり、真ん中に主湯、両サイドに洗い場があります。浴室の一番奥で主湯と繋がっている電気風呂とその横に水風呂があります。露天風呂は外壁沿いの洗い場の裏側にあります。
お風呂の種類は多くはありませんが、浴室は広いです。塞ぐものがないというか、主湯がとても長いので見通しが良いんですよね。8mぐらいあるんじゃないちゃうのかな?ちょっとしたプールですね。
浴室内は張り紙が少ないのですが、1つだけ気になる掲示物があります。それが「不動真言」が書かれた掲示物です。仏教の不動明王へ唱える言葉ですね。
浴室に真言が書かれている事が珍しく、「何であるんかな?」と気になってしまいます。僕の推測ですが「不動の湯」という姉妹店があるので、そちらにあやかってあるだと思います。
全体的な特徴として、湯船の縁が低くなっています。他のお風呂屋さんは腰掛けなどもつけている事が多いので湯船の縁が高い傾向ですが、膝下ぐらい低いので湯船に入るのも楽に縁を跨げます。個人的にこれにはちょっと感動しました。高いと跨るのが大変なんですよね(笑)
主湯
主湯は先ほども述べたように、奥に長く、横も1.5人分ぐらいの幅があります。こちらは42℃ほどの少し熱めのお湯で奥にジェットが2つあります。ジェットは2穴で背中に水流が当たるものと腰に水流が当たるものがあります。
電気風呂
主湯の奥にある電気風呂は40℃ほどと、主湯と繋がっているのにも関わらずなぜかぬるいです。面白いことに両湯の境部分はぬるくなっているんですよね。
不思議で仕方なくてフロントで聞いてみたのですが「私もわからへんの〜」と店員さんでも分からない現象でした。
肝心の電気風呂は弱電なので、電気風呂苦手な方でも入りやすいと思います。フロントの方も「私の一押しのお風呂」と太鼓判です。
水風呂
男女湯壁の隅に遠慮した格好であるのが水風呂です。水深は浅く、「友人となら2人入れるかな〜」と思う大きさです。体感温度は20℃ほどの優しい水温です。
足を伸ばして寝風呂のように入れるようになっている、かつ、水温が高めで長く浸かっていられるのでめちゃくちゃデープリラックスできます。
時間帯もあると思いますが、サウナがないので水風呂に入られるお客さんも多くないので「早く変わらなきゃ」と急ぎ気味で入らずに済みました。
露天風呂
そして、露天風呂は主湯の3回りぐらい小さくしたサイズ感で同時に5人まで入浴できると思います。こちらは加水無し、100%温泉のお風呂です。温度が39℃とぬるめで、ほのかに温泉の香りがします。
屋根が無い完全な露天風呂なので、空がよく見えます。訪れた時間が薄暮から夜に変わる時間でとても情緒的な空が印象に残りました。JRの電車の音が少し聞こえ、飛行機が低空で飛んでいる姿など五感で色々と感じられる素敵な露天風呂でした。
気さくな店員さん
入浴券を購入した際にフロントに置いてある名刺を貰ったところ、「不動の湯にも行かれましたか?」とお声かけしていただき、そこから入浴前後と結構話していただきました。
帰宅しようとしていた時もちょうど店員さんの交代だったみたいで、お店を出るのも同時だったのですが、最後までご丁寧に挨拶していただきました。
すごく優しい話し方で会話も弾む話術に私も色々聞いたりしちゃいました。人とのつながりが希薄な現代において、こういう場所はとても貴重だなと改めて思いました。
余談
華厳温泉の駐車場から見て右に向かい、十字路の左角に古民家があります。下町の住宅街に異彩をはなつこの建物が何なのか気になり、見に行ってみると「癒しの館 蕎麦処 仙酔庵」さんというお蕎麦屋さんでした。