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【おふろや和光(和光浴場)】都会にある庭園付き露天風呂[大阪市西成区・天王寺/動物園前・新今宮]

大阪市西成区_和光浴場(おふろや和光)大阪銭湯
大阪銭湯

今回のお風呂屋さんは、天王寺・あべの橋と動物園前・新今宮の間にある【おふろや和光(和光浴場)】さんです。

大阪市南の一大拠点である天王寺とJR・南海・地下鉄・阪堺が集まる動物園前・新今宮の好立地にありながら庭園付きの広い露天風呂と標準的な銭湯の2倍はある大浴場、そして駐車場もある大規模なお風呂屋さんです。

ℹ️ 銭湯情報
・豊富なお風呂の種類
・遠赤外線サウナ(入浴料のみ)
・ミストサウナ
・水風呂
・露天風呂
・無料駐車場(4台)
・番台  

⏱営業時間
 6:00~24:00

📆定休日
 毎週水曜日

🚃アクセス
 天王寺・あべの橋
 ・大阪メトロ御堂筋線/谷町線 天王寺駅(M23/T27)14号出口 徒歩8分
 ・JR大和路線/大阪環状線/阪和線 天王寺駅(JR-Q20/JR-O01/ JR-R20)南口 徒歩10分
 ・近鉄南大阪線 大阪阿部野橋駅(F01)西改札口 徒歩13分
 ・阪堺上町線 天王寺駅前停留所(HN01)徒歩9分
 阿倍野
 ・大阪メトロ谷町線 阿倍野駅(T28)2号出口 徒歩13分
 ・阪堺上町線 阿倍野停留所(HN02)徒歩15分
 動物園前新今宮
 ・大阪メトロ御堂筋線/堺筋線 動物園前駅(M23/T27)2号出口 徒歩4分
 ・JR大和路線/大阪環状線 新今宮駅(JR-Q19/JR-O19)通天閣出口(東出口)徒歩10分
 ・南海本線/高野線 新今宮駅(NK03/NK03)西出口 徒歩12分
 ・阪堺線 新今宮駅前停留所(HN52)徒歩9分

🅿️ 駐車場
 あり(4台)

☎️電話番号
 06-6641-6675

📍住所
 〒557-0001 大阪府大阪市西成区山王1-7-6

🗓訪問日
 2023/12/29(金)

♨️お風呂の種類
 〇 主湯(深湯)
 〇 浅湯
 〇 ジェットバス
 〇 電気風呂
 〇 フローバス
 〇 死海風呂
 〇 水風呂2槽
 〇 ミストサウナ
 〇 遠赤外線サウナ
 〇 露天風呂

🏛️HP
 おふろや和光HP
 おふろや和光(和光浴場)-X

アクセス

動物園前・新今宮エリア
最寄りの駅は御堂筋線の動物園前駅で2号出口から徒歩4分ほどになります。

地下鉄動物園前
御堂筋線と堺筋線が交わる動物園前駅を下車します。御堂筋線の場合は天王寺方にある階段・エスカレーターで東改札から出場します。堺筋線からの場合、スロープで御堂筋線ホームに向かい同じく東改札kら出場します。

改札を出て、右に曲がり、2号出口から地上に登ります。2号出口を出ると左に曲がり、もう一度左に曲がると、「あびこ筋」の大通りが目の前にあります。その「あびこ筋」を信号を渡らずに天王寺方面(右)に歩きます。

JR新今宮駅
JR新今宮駅は大和路線、大阪環状線、関空・紀州路快速など停車するほか、南海電車との乗り換え駅でもあります。新今宮で下車し、南海との乗り換え口である西出口ではなく、通天閣やスパワールド方面の通天閣出口(東出口)から出ます。

通天閣出口を出て、右に曲がるとすぐに「太子」交差点に出ます。

南海新今宮
南海新今宮駅を下車し、JRとの乗り換え口である西出口に向かいます。JRと相対している大きな改札口を出て、すぐ右にこじんまりと目立たない空間に西出口への階段があります。注意深く見ないと見落としてしまいそうです。

西出口を出て、左に曲がり、天王寺方面に向かいます。この辺りはちょっと前までは夜中歩くのが心細い場所でしたが、最近はだいぶ改善されましたね。個人的には驚きです。道なりに進むと「太子」交差点に辿り着きます。

④阪堺線新今宮駅前
上町線とは違い恵美須町を発着する阪堺線の新今宮駅前は何年か前までは「南霞町」という駅名でしたが、いつの間にか新今宮駅前に変更されていました。

電停を出て、左に曲がると「太子」交差点があります。

②③④共通
反対車線に渡り、「あべのハルカス」が見える天王寺方面に向かい、しばらく直進します。

阪神高速の高架橋を潜り、あべのハルカスを眺めつつ歩いていると、手前にマンションがあります。周囲の建物より高いのが特徴です。

そのマンション脇にある道路へ右折します。車1台分ほどの幅の道をしばらく歩くと【おふろや和光】さんに到着します。


天王寺・あべの橋エリア
JR天王寺
大和路線、環状線、阪和線が集まる天王寺駅を下車し、中央口改札を目指します。中央口改札を出て、左に曲がり、aの形をしている「阿倍野歩道橋」に向かいます。

近鉄大阪阿部野橋駅
南大阪線の終着駅である大阪阿部野橋駅の行き止まりの先にある西改札口から出て、右に曲がり、天王寺口に向かいます。右側にあるエスカレーターで2Fに上り、左に曲がって「阿倍野歩道橋」方面に向かいます。

上町線天王寺駅前電停
あべの筋のど真ん中にある天王寺駅前電停を下車し、「阿倍野歩道橋」に接続する階段を登ります。

地下鉄天王寺
御堂筋線と谷町線が乗り入れる地下鉄天王寺駅で下車します。御堂筋線の場合、西改札から出場し、ekimoを通り、谷町線の場合は南改札から出場し、地下道を通り、ekimoに向かいます。ekimoの終端からキューズモール方面に向かい、動く歩道に乗らずに14号出口に向かいます。

①②③共通
「阿倍野歩道橋」から「アポロビル・ルシアス」方面に歩きます。新今宮方面に伸びる「あびこ筋」のアポロ・ルシアスビル側に地上へ降りる階段があるので、地上へ降ります。

少し歩くと④の14号出口が合流し、しばらく「あびこ筋」を新今宮方面に向かいます。天王寺から新今宮にかけて長く緩やか坂道を下ります。左側にある「大阪公立大学医学部附属病院」を過ぎ、道路からセットバックされた土地が現れます。

低層住宅が多い中、ポツンと目立つマンションがあるので、その手前にある道路に入ります。車1台分ほどの幅の道をしばらく歩くと【おふろや和光】さんに到着します。

阿倍野駅エリア
もう一つエリアとしては、谷町線の阿倍野駅からのルートがあります。阿倍野駅は天王寺の隣で目立たないですが「あべのベルタ」や「キューズモール」付近にあります。

①地下鉄阿倍野
谷町線の阿倍野駅で下車し、2号出口から地上に出ます。キューズモールの中を通って行くルートや金塚地区を通るルートもありますが、分かりやすく「阿倍野歩道橋」天王寺公園方面から向かいます。

「あべの筋」の歩道を歩きキューズモールを通り過ぎると上空に歩道橋がある交差点を左に曲がります。歩道橋には昇らずに地上から行きます。

すると、天王寺・あべの橋エリアでも述べた「あびこ筋」を新今宮方面に向かい、長く緩やかな下り坂を進みます。「大阪公立大学医学部附属病院」を過ぎ、左側に建つ一際目立つマンションの手前の道路に入り、直進すると到着します。

②上町線阿倍野電停
こちらは金塚方面からのルートで示します。電停を降りて、キューズモールがある方の信号を渡ります。信号を渡り、右に曲がり、次の信号を左(あべのベルタとキューズモールの間)に曲がります。

阿倍野再開発エリアの金塚地区は周囲の街並みと異なり、都市公園や整然としたマンション群など街並みを楽しみながら歩くと、楽しみが増します。

しばらく道なりに歩いていると突き当たりに差し掛かるので、右に曲がります。右側のマンションには「あべのマルシェ」が内包されています。

話が逸れますが、このエリアには「あべの◯◯◯」とあべのが頭につく建物が多いですね。

話を戻し、あべのマルシェとこちらは昔ながらの「新開筋商店街」を結ぶ押しボタン信号を新開筋商店街側に渡ります。渡ってすぐに右(商店街と逆)に歩き、直後にある左への細道に入ります。

この細道はめちゃくちゃ狭いです。車は通れないと思います。道なりに進むと正面に公園があるので左へ直角に曲がります。

角を曲がると道幅に少しゆとりあります。少し歩くと、右に煙突が見えます。「やっとついたか〜」と思うかもしれませんが【おふろや和光】さんではありません。!!

こちらの銭湯は【日之出湯】さんという別の銭湯です。この日之出湯さんを右に曲がり、直進すると【おふろや和光】さんに到着します。

駐車場は4台分

駐車場はお店のすぐ左側に4台分あります。

大阪の地形を感じて

大阪中心部の南北を貫く上町台地上にある天王寺や阿倍野エリア。その西側、市大医学部やあべのマルシェ付近から急な勾配で下った先の低地におふろや和光があります。

台地の上はハルカスやキューズモールなど再開発された整然としたモダンな街並みに対し、台地の下は昔ながらの住宅が密集した昭和の雰囲気を色濃く残しています。坂を登るだけでこんなに世界が違うのは面白いものです。

住宅と商店が密集した街と狭い道路は風情があって良いですね。(防災上の懸念がありますが…)外観はグラデーションのある不思議な色合いの玄関と石張りが武骨で強そうな感じがしました。「ジェットバス」と書かれた看板がいかにも大阪の銭湯といった感じです。

玄関に入ると、下駄箱が「ズラ〜」と並び、規模の大きさを窺い知れます。ですが、店内に入ると直で脱衣所がある番台スタイルの銭湯でした。大型の銭湯で番台があるところは、私の記憶にはないですね〜。

驚きの連続

まず驚いたのが脱衣所の奥にコインランドリーがある事です。コインランドリーって併設で隣の建物や別の入口から入るのが一般的だと思うのですが、こちらは脱衣所の中にあるんですね。見た事ない新鮮な光景でした。

脱衣所は広く、Lを横倒しにした形でテレビの前にはソファーや雑誌があるなどロビーも兼ねています。浴室に面している部分がやたら大きいのが気になりました。

浴室の入口はテレビ側の1箇所だけです。反対側から入れると思いましたが入れず、新規銭湯の洗礼を受けました笑

浴室はそれはそれは広く、2つあった浴室を1つに統合しているような造りです。外観からは想像できず、ちょっとした感動を覚えました。

主湯(深湯)
浴室に入ってまずあるのが、少し奥まっている深湯です。体感は42℃ぐらい?の少し熱めの温度で深くて広いので手足を存分に伸ばせます。まあ、この湯船だけで充分大きいのですが、全体で見てみるとそこまで大きく感じないのが不思議です。

浅湯電気風呂・ジェットバス
こちらの方が面積的には大きい湯船で、ユニークなのがあります。先ほど、浴室を1つにしたようなと書きましたが、それは浴室の中央に壁があるんですね。

お風呂作るとなって、わざわざ壁で分断することもないので元々は2つあったのではないかと推測したのですが、この浅湯はその壁をくり抜いて繋がっています。

なのでこの浅湯は横長で、左右の隅にジャグジーがあり、中央部分は左右の浴室への連絡路の役割もあるようで、多くのお客さんがここを渡って移動していました。

温度は深湯に比べて優しく、いい湯加減なので一番最初に温まるのに良いかもしれません。

左側の浅湯の奥に電気風呂があり、さらに奥にジェットバスが2基あります。

死海風呂
目玉風呂の1つの死海風呂は通常の海水に対して10倍のミネラルがあるそうです。4人ほど入れそうな大きさの湯船は体感39℃ほどのぬるい温度のため、ゆっくり浸かれてしまいます。他の湯船と比較して新しそうな湯船でした。

フローバス
スクリューが回転して人工的に水流を発生させる装置があるお風呂です。これはもうアトラクションのようで、ちょっと気をつけないといけない代物です。

お風呂の構造は、装置がある部分が深くなっており、背後は浅く長くなっています。「なんでこんなよく分からん部分があるんやろ?」と見た時は思いましたが、やってみるとよく分かりました。

まず、左回りに水流が押し寄せ、身体が後方へ押し流されます。このリーチが必要だったんですね。そして今度は右側から装置に向かって引き寄せられます。この動作を何回か繰り返して終了します。

ほんと、溺れるかと思いました。手すりに掴まっていたので引き剥がされるほどの強力なパワーで、水流に身体がもっていかれました。

子どもやったら何回も入ってしまいそうな曲者風呂ですね。

水風呂2槽
水風呂は2つ用意されています。どちらもサウナに近く、サウナに近い方が2〜3人で少し暗い空間で洗い場側は5,6人で対照的に白いタイルで明るい雰囲気があります。殺菌効果がある純銀イオンが使われているようです。

訪れた日は「水風呂故障」と張り紙がありましたが、何の支障もありませんでした。体感では18℃ほどで「ちょっと冷たいな〜」と感じる温度です。もしかしたら、通常はもう少し低いのかもしれませんね。

水風呂が2つあるのでサウナ後の水風呂待ちも見られず、ゆったり入れるのでありがたいですね。

遠赤外線サウナ
サウナは入浴料のみで入れますが、バスタオル必須です。バスタオル持参でない方は貸しバスタオルが100円で貸し出されます。

サウナも面白い構造で入口が2つ、というより左右2部屋に分かれています。一応、中で繋がっていますが往来はできない構造です。

左が2段10人で時計や温度計はありません。ただし、水風呂に時計がかけられているので、目が悪くない方は参考にできます。そして、右の部屋に比べてテレビが見やすいです。

右のサウナは1段5人掛けで少し狭く感じるかもしれません。左のサウナに比べて室温が低く感じたので、サウナが苦手な方でもこちらは優しいと思います。こちらも時計や温度計はありません。

ミストサウナ
洗い場と脱衣所側にあるのがミストサウナです。扉を開けるとかなりモクモクとした室内で「シュー」とミストが常に降り注いでいます。

庭園付き露天風呂
目玉中の目玉の露天風呂は、左側の浴室側面から外に通じています。二重の扉を開けると手前に木々と灯籠がある庭園と純和風の広い露天風呂があります。

露天風呂だけ見ると旅館のようです。ごっつい岩風呂に瓦屋根、木造の壁、そして心を癒されるお庭と「大阪市内?」と思うような落ち着いた空間で日々の喧騒を忘れさせてくれます。

湯船は和光さんで一番大きいと思います。一度に10人は入れそうですね。しかも、炭酸泉が使用されています。温度は炭酸泉にしては少し熱めでした。冬やからかな?

市内屈指の規模

まだまだ大阪のお風呂屋さんは行けていませんが、大阪市内でも屈指の規模を持つ浴場だと思います。

都市再開発の波で、もしかすると数十年後には阿倍野のように跡形も無くなってしまうかもしれませんが、いつまでも残っていて欲しいものです。



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