今回の銭湯は、下町風情がある三ノ輪エリアから土手通りを徒歩10分ほど、吉原や山谷といったディープな街にある【堤柳泉】さんです。
“堤柳泉”の概要
ℹ️ 銭湯情報
・天然温泉
・薬湯2種類(もや・日替わり)
・水風呂
・サウナ
(男性+300円)
(女性+200円)
⏱営業時間
13:00〜22:00
📆定休日
毎週月曜日
🚃アクセス
・都電荒川線(東京さくらトラム)三ノ輪橋停留所(SA01) 徒歩16分
・東京メトロ日比谷線 三ノ輪駅(H20)1a・エレベーター出口 徒歩12分
🅿️ 駐車場
なし
☎️ 電話番号
03-3871-2395
📍 住所
〒111-0031 東京都台東区千束4-5-4
🗓訪問日
2023/6/15(木)
♨️お風呂の種類
〇 主湯
・バイブラ
〇 寝風呂 2基(サイドジェット)
〇 座風呂
〇 薬湯(日替わり)
〇 薬湯(もや乳白)44℃
〇 岩風呂
〇 水風呂 21℃
〇 サウナ 96〜98℃
🏛️ HP
teiryusen – 天然浅草温泉 堤柳泉・X(Twitter)
アクセス
地下鉄三ノ輪駅を下車し、1a出口またはエレベーター出口で地上に上がります。エレベーター出口の場合は出てすぐ左に、1a出口の場合は出てUターンしてすぐの交差点を左に曲がります。
少し歩くと右側に少し大きめの公園(東盛公園)があり、公園を通り過ぎると土手通りと交差する「三ノ輪二」交差点に出るので、信号を渡ることなく右に曲がって土手通りを直進します。
しばらくは土手通りをひたすら歩きます。目の前には東京スカイツリーが見えるロケーションです。途中反対車線ですが、ボクシング漫画「あしたのジョー」の主人公・矢吹丈がモデルの「立つんだ像」があります。
余談はさておき、土手通りを歩くと吉原への入口「吉原大門」交差点と見返り柳があります。この柳は堤柳泉さんの名前の由来の一つでもあります。堤=日本堤 柳=見返り柳 泉=清らかな地下水が由来だそうです。
見返り柳を過ぎて、2つ目の右への道に進むと【堤柳泉】さんに到着です。
銭湯多発地域‼️
「吉原大門」交差点から日の出会商店街がある道路を少し歩き、途中で左に曲がると「天然温泉」の看板が目を惹く【湯どんぶり栄湯】さんがあります。
距離にして300m、徒歩4分と非常に両浴場が近いところにあります。ちなみに、三ノ輪駅から土手通りを南下し、堤柳泉までの間に「有馬湯」さんと2022年8月6日をもって閉店された「日の出湯」さんがあります。
三ノ輪駅周辺にも「改栄湯」さんや「大勝湯」さんがあり、この辺りは銭湯が多いエリアですね。
堤柳泉ビル
マンションの1Fと2Fに銭湯が入居しているビル銭湯です。建物の名前が堤柳泉ビルと銭湯が所有者様なんですね。
「ゆ 普通公衆浴場 堤柳泉」の看板が気になるところ・・・
天然温泉に認定
1Fで靴を脱ぎ、下駄箱に靴を預けます。1Fは下駄箱の他にダンススタジオもあるようです。
下駄箱奥の階段を登ると2Fにフロントがあります。階段にはTシャツやタオルなどのオリジナルグッズがかけられています。
お金を支払い早速、脱衣所へ。中央部分が何も置かれていなくて縦長の広い空間です。板の間で広くて静かな環境が私的にはとても肌にあいました。
浴室も脱衣場同様、縦に長く、入口から見て左が洗い場、右が湯船が配置されています。例外としてサウナが手前左、薬湯(もや)が奥左にあります。
白タイル基調の湯は全て地下85mから汲み上げた天然浅草温泉。以前までは温泉認定を受けていませんでしたが、2022年4月28日に天然温泉の認可を受け源泉名「浅草温泉」として温泉銭湯となりました。泉質は「カルシウムー塩化物冷鉱泉」で一般的な水と比べて硬度が6倍もあるそうです。保湿力が高くて、湯冷めしにくい泉質だそうです。
そんな温泉水を使用した堤柳泉のお風呂の種類は手前から「サウナ・水風呂・サイドジェット×2・座風呂(3点ジェット)・薬湯(日替わり)・薬湯(もや乳白)・岩風呂」とあります。
薬湯が2種類あり、1つが41℃ほどの入りやすい温度帯の日替わり薬湯で当日は「みかん」でした。もう一つはカランの奥にある個室的な空間で、44℃と一番熱いお風呂になっています。こちらは「もや(乳白)」と固定のようで、乳白色の湯色でほのかに甘い香りが立ち込めています。ドアは無いですが、周囲を囲まれているので高温多湿のためすぐバテてしまいました笑
そんな薬湯の奥には、サッシで区切られた源泉掛け流しの露天風呂のような岩風呂があります。完全に屋根があるので露天風呂では無いですが、天井の板もシックなものに変わり、壁は上部が竹垣、下部は石垣、そして湯船の上部がゴツゴツとした岩でお湯に浸かっている部分がつるつるとした石を使っており、旅館のお風呂のようでした。
サウナは男性側が2022年7月23日に改装されました。リニューアルしてそれほど経っていないためか、ヒノキの香りが少しありました。室温は96〜98℃、座席は2段式で2段目の奥が窪んでいます。
ここの窪み、対流熱で熱さが増し増しで最初の3分は汗もかかなかったのですが、3分超えてじわじわと汗が出て、4分過ぎるとビッショリ汗まみれ💦 熱がこもって熱い空気が渋滞してました。
水風呂は水温21℃でもちろん温泉水を使用。21℃という温度がとても良かったです。サウナで熱々になった身体に水がじっくり染み込むような感覚がたまりませんでした。
ちなみに、岩風呂のスペースと岩風呂横のベランダにイスがあるので、休憩はこちらができます。
先ほど少し触れましたが、湯船横の壁には堤柳泉が載った記事やランニングがご趣味の店主が結成された「ふろともランニングクラブ」のPOPが貼られています。東京マラソンや表参道ランなど様々な大会に出場しているそうで、中に貼ってあったもの全部読んじゃいました笑
ランニング銭湯の中でも、ガチ度がかなり高く感じられました。
堤柳泉さんにはもう一つ特徴があり、それは岩風呂とサウナでFMラジオが流れていることです。有線のBGMが流れているところはたまに見かけますが、ラジオは経験ありません。しかもFM。ラジオを聴きながら入るサウナは新感覚で、軽妙なトークが意外と落ち着きました。
締めはコーヒー牛乳
湯上がり後は、コーヒー牛乳。L字のソファーでゆっくりしました。後ろにはカウンターがありましたが、営業している形跡はありませんでした。もし、ご存知の方がいらっしゃるなら教えていただきたいです。
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