今回の銭湯は、荒川区・三河島エリアにある老舗レトロ銭湯【帝国湯】さんです。
【帝国湯】概要
ℹ️ 銭湯情報
・番台
・熱湯
⏱営業時間
15:00~22:00
📆定休日
毎週月曜日
🚃 アクセス
東急目黒線 武蔵小山駅(MG3)西口 徒歩6分
🅿️ 駐車場
あり(2台/店舗向かい)
☎️ 電話番号
03-3891-4637
📍 住所
〒116-0014
東京都荒川区東日暮里3-22-3
🗓訪問日
2022/2/20
♨︎お風呂の種類
〇 主湯
・ジェット2基
〇 深湯(バイブラ)
〇 薬湯
🏛️ HP
帝国湯 (@TeikokuY1916) · X(Twitter)
teikokuyu.nippori – 帝国湯・Instagram
アクセス
JR三河島駅の改札を出ると、目の前に信号機があるので渡り、尾竹橋通りを鶯谷方面に向かって歩きます。250mほど歩くと、反対車線側に城北信用金庫が見えます。それを目印に次に左に曲がれる道に曲がります。そこから4つ目の十字路を左に曲がると、「帝国湯」さんに到着です。
住宅街に際立つ日本家屋
大通りから住宅街を歩くと突如、存在感のある日本家屋が登場。玄関だけが顔をのぞかせ、左右を塀に囲まれています。破風造りの屋根と木造の柱や梁、日本家屋特有の白漆喰の壁などなど外観から見どころ満載です。
横から見ると、玄関側と浴室側で棟の向きが違っています。玄関を正面から見て、玄関棟が水平に向いているのに対して、浴室棟は垂直になっています。着いてすぐに入店するのではなく、少し周囲を観察して新たな発見をするのも銭湯探訪の楽しみです。
番台と寺院のような天井
いざ店内へ!玄関のオーラがすごくワクワクが止まりませんでした。思っていた通り、番台のある昔ながらのスタイルです。深みのある褐色の格天井、脱衣場から浴室にかけて伸びる庭池、そして少し小ぶりの庭池と縁側に木戸のトイレと日本家屋を存分に鑑賞できます。銭湯というより老舗旅館に来た気分になりました。
浴室は空色の高い天井で縁が朱色になっています。壁絵は男女湯にまたがる富士山のペンキ絵です。木の窓枠がとても年季を感じさせてくれます。シャワーヘッドは男女の湯の仕切り側にしかありません。外側は赤と青のボタンがあるカランです。寒い日だったので、なかなかシャワーのお湯が温まらず、少しぬるめのお湯で身体を洗ったためか、主湯が物凄く熱く感じました。肩まで浸かれず「あかん。無理!」と思い湯から上がると肩から下が真っ赤に。身体が真っ赤になることは少々ありましたが、くっきり肌の色が赤と白に分かれたのはなかったです。個人的には歴代でも5本の指に入る激熱風呂でした。薬湯は40℃程なので、まずは薬湯から入るのがオススメです。深湯も熱湯でマーライオンのようにお湯が流れ落ちています。
営業再開㊗️
訪問した2月20日から2、3ヶ月ほど経った頃に休業しているとの情報を得ました。少し前に行ったばかりだったので、非常に驚きました。営業再開を願いつつ1年がたった2023年4月に再開の知らせを聞いて安堵しました。時が止まったあの空間が無くなるのはすごく悲しい。後継者問題や老朽化など銭湯が抱える問題は多いですが、営業をされる方々には感謝の思いでいっぱいです。
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