【麻布黒美水温泉竹の湯】港区で黒湯が楽しめる[港区・麻布十番]

東京銭湯
東京銭湯

今回の銭湯は、麻布十番にある【麻布黒美水温泉 竹の湯】さんです。

各国の大使館が集まり、高級スーパーなどが展開する一方、老舗の和菓子屋さんなど風情ある商店街がある麻布十番。東京メトロ南北線と都営地下鉄大江戸線が乗り入れる麻布十番駅の1番出口(南北線側)を出て、直進(白金高輪方面)します。少し歩くと、左側には首都高の一部が見える「二の橋」交差点の信号を横断してから右折します。そして、2つ目の信号の「麻布山入口」交差点を左折します。(ちなみに直進すると”仙台坂”という坂がありますが、江戸時代に仙台藩の屋敷があったことから名付けられたそうで、歴史を感じながら銭湯に向かうのもいいですね)そこから2本目のT字路を右折すると黄色い看板が現れると【竹の湯】に到着します。

大正2年開業の老舗銭湯ですが、外観はモダン的なビル型銭湯となっています。黄色に光るネオンや看板が、夜に訪れてもすぐに竹の湯と認識できるインパクトです。付近に大使館が集中していることや交通利便性が良い為か、外国人や若い会社員の方が多い印象でした。

お風呂は熱湯とぬる湯、そして浴室入口前に水風呂の3つの湯船があり、どれも黒湯を使った贅沢なお風呂となっています。熱湯は43℃、ぬる湯は41℃、水風呂は18℃ほどでした。身体が全く見えないほどに黒々とした濃密な黒湯で、身体を触るとぬるりとした黒湯特有の触り心地で、肌触りがとても良いです。水風呂の前にはサウナもあります。今回はサウナは利用していませんが、「サウナと水風呂の動線がスムーズだな〜」と思いました。

熱湯は定期的に加温しているようで、時々、熱いお湯が身体に触れて「アツっ!」となったので、湯船に入っている時は気をつけてください。
ちなみに杉並区にある【ゆ家和ごころ吉の湯】さんとは姉妹店で、吉の湯にはこちらの竹の湯で湧き出ている黒湯を入れたつぼ湯がありました。

竹の湯の特徴として、ロッカーに靴箱の鍵を差し込むことで使用出来るようになっていました。ロビーにはソファーも置かれているので、ゆっくりとクールダウンができます。湯上り後のコーヒー牛乳(明治)がキンキンに冷えており、火照った身体に染み込みました。

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