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【葉村温泉】大阪・梅田から一番近い昔ながらの銭湯[大阪市北区・中崎町]

大阪市北区_中崎町_葉村温泉大阪銭湯
大阪銭湯

葉村温泉は、JR大阪駅・阪急・阪神・地下鉄梅田駅がある梅田エリアから谷町線で1駅隣の中崎町にあります。

ℹ️ 銭湯情報
・サウナ(+100円)
・水風呂
・露天風呂
・番台

¥ 料金
 ⼤⼈(中学生以上) 520円
 中人(小学生)   200円
 小人(幼稚園児まで) 100円    

⏱ 営業時間
 15:00~23:00

📆 定休日
 毎週土曜日

🚃 アクセス
 ・大阪メトロ🟪谷町線 中崎町駅(T19)4号出口 徒歩3分

🅿️ 駐車場
 あり(4台)

☎️ 電話番号
 06-6371-5744

📍 住所
 〒530-0015 大阪府大阪市北区中崎西1-7-18

♨️ お風呂の種類
 〇 深湯
 〇 浅湯
 ・電気風呂
 ・クリニックバス 2基
 〇 露天風呂(暦風呂)
 〇 サウナ
 〇 水風呂

🏛️ HP

アクセス

大阪屈指の大都会である大阪・梅田エリアから地下鉄谷町線で一駅大日寄りの中崎町駅を下車します。

改札口は1箇所のみで改札を出ると右に曲がり、3、4号出口の方向に歩きます。③・④号出口までは少し長い連絡通路を歩きます。4号出口を出て直進し、すぐにある角を右に曲がります。150mほど進むと右側に葉村温泉の駐車場があり、奥に葉村温泉があります。

梅田プラザモータープールまで徒歩10分

大阪発着のバスターミナルといえば「地下鉄中津駅」近くにある「プラザモータープール」を思い浮かべる方も多いと思います。実際に多数の路線が発着していますが、実は葉村温泉から徒歩10分ほどの距離にあります。

葉村温泉で入浴してから高速バスに乗車することも可能です。葉村温泉からは目の前の道路を右に曲がり、中崎町のレトロな街並みの中を歩きます。

しばらく直進していると、信号機がある大きな交差点に差し掛かります。この交差点の正面の信号を渡ってから左に曲がり、梅田方面に歩きます。

あとは直進するのみで、JRの高架下を通り、左側に大阪のTV局「MBS」がある新御堂筋との交差点「鶴野町北」を越えて200mほど歩くと、右側に「プラザモータープール」があります。

大阪のもう一つの繁華街・ミナミ(難波)の高速バス乗り場の近くにも【なんば温泉】という銭湯があります。


梅田のお隣、中崎町とは

中崎町は阪急梅田駅から直線距離で500mほどで梅田エリアから徒歩でアクセスできます。梅田周辺は高層ビルやうめきた再開発など日本でも有数のビル群で先進的な街並みですが、中崎町は昭和レトロな街並みが残っています。

1945年の大阪大空襲で梅田や難波、本町、といった大阪市街地をはじめ、湾岸部や都島、淡路など大阪市内の広い範囲が焼け野原となりました。中崎町に近い地域でも梅田のほか扇町や長柄といった地域も戦災被害を受けている中で、中崎町周辺は戦災を免れた上に戦後の再開発も行われなかったため、昭和初期の建物が残存しています。

近年はレトロな街並みと梅田からのアクセスの良さ、賃料の安さなどから雑貨屋や古着屋、ギャラリー、カフェなど若い方に人気のエリアとなっています。

レトロと現代の融合

中崎町は昭和の建物が多く残っていると前述しましたが、道中には現代的なマンションがあったり、銭湯をバックに高層ビルが見えるなどレトロと現代が融合しています。

葉村温泉の建物は道路からセットバックされたところにあり、手前が駐車場と駐輪場になっています。上記写真の右側は「田舎そば」と看板が建てられているので、左側の4台分が銭湯の駐車場と思われます。

周囲に建物がないので、葉村温泉の全体がよく見れます。1Fはレンガ調でおしゃれなデザイン、2Fが不規則で凹凸がある特徴的な外観です。

葉村温泉の由来は推測ですが地名から名付けられたと思います。

もとは西成郡本庄村のうち字葉村。明治三十年(一八九七)の大阪市第一次市域拡張で大阪市に編入され、明治三十三年に本庄葉村町となり、大正十三年(一九二四)に葉村町となった。昭和五十三年(一九七八)の町域町名変更により町名は消滅。

 堀田暁生.大阪の地名由来辞典.初版,東京堂出版,2010,394p.p.307

現在の住所は北区中崎西ですが、昭和53年までは葉村町という地名がありました。なので葉村温泉は葉村町が消滅する昭和53年以前から営業されていると思います。

レトロで芸術的な内装

暖簾をくぐって店内に入ると、左右に靴箱、正面に男女の脱衣所へのドアがあります。最初は気づかなかったのですが、入浴中にサウナ室扉上にある「サウナ」の文字がナニワ工務店らしかったので、帰りにあたりを見渡してみると、玄関の中央下部に定礎がありました。

ナニワ工務店施工店といえばこの銘板がある銭湯多いですよね。
ナニワ工務店関連の銭湯はこちら↓

もう一つ、ナニワ工務店の特徴としては軟水装置がある銭湯が多いです。軟水を導入することで、ボディソープやシャンプーの際、泡立ちが良いことやサラサラ・しっとりとした湯質で湯冷めしにくいなどの効能があるようです。

玄関に貼られていた浴室の様子

浴室は奥行きがあるタイプで外壁側と男女湯壁側の手前、浴室入って目の前に洗い場あります。

浴室に入って、まず目に入ったのは男女湯壁に設置されたステンドグラスです。野球のストラックアウトの的のように9分割された枠にステンドグラスとすりガラスをモザイク状に入れた芸術的な意匠です。そして、近くにある支柱もレンガ造でまるで昭和レトロ館のような雰囲気がありました。

お風呂は『主湯(深湯)・浅湯(電気風呂・クリニックバス)』が浴室の中央付近にあり、『露天風呂・サウナ・水風呂』が奥側にあります。

主湯
浴室の入口から一番近い湯船で深さのあるお風呂です。お湯は少し熱めでお風呂上がり前の締めのお湯に良いです。

浅湯
電気風呂とクリニックバス2基を内包しているお風呂で、主湯の深湯に比べて膝ぐらいの水深の湯船です。電気風呂は少し強め、クリニックバスは背中に2穴のジェットが当たり、昔ながらの銭湯でよくあるジェットが弱くなっている事もなく、しっかりジェットのパワーがあります。

露天風呂
男女湯の壁側で浴室の奥に露天風呂があります。湯船は縁がないタイプで地中に埋め込まれており、跨ぐことなくお風呂に入れます。露天風呂は暦風呂となっており、薬湯にもなっています。訪問した日は「ヒアルロン酸」でした。

露天スペースは広くないですが、湯船が露天エリアの大部分を占めているのでゆったりとお風呂に浸かることができました。

天井には雨避けのシートもあり、雨の日はおそらく天井をシートが覆うので、雨にかからず入浴できます。この日は寒かったですが、晴れていたのでシートは掛かっておらず、中崎町の夜空を眺めながら露天風呂を楽しみました。

サウナ
サウナは入浴料+100円で貸しバスタオルが付いてきます。貸しバスタオルは番台の反対側に置かれているので、お金を支払った後にそこから1枚持っていきます。

サウナ室は温度計で90℃、5人がけでテレビはありません。テレビの代わりにJ-POPがはっきりとした音量で流れています。
湿度が高く、しっかりとした熱さでじわじわ汗が出る感じではなく、数分経つと知らぬ間に大量に汗をかいている感じでした。

水風呂
サウナ室の横にある円形の浴槽が水風呂です。体感温度は17〜18℃ほどで、2名が快適な人数です。

ギャラリー











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