【千代の湯】さんは、JR尾久駅と都電荒川線の荒川遊園地前の間にあるです。最寄り駅は京急「雑色」駅で、徒歩8分ほどで到着します。
ℹ️ 銭湯情報
・番台
・熱湯
・シャンプー&ボディーソープ備え付け
・電子決済可能
¥ 料金
⼤⼈ 520円
中学生 300円
小学生 200円
未就学児 無料(大人1人につき2人まで)
⏱ 営業時間
14:00~24:00
土曜日朝風呂 8:00~12:00
📆 定休日
毎週木曜日
🚃 アクセス
・JR宇都宮線・高崎線・上野東京ライン 尾久駅(JU03) 徒歩8分
・都電荒川線 荒川遊園地前駅(SA12) 徒歩5分
・都電荒川線 小台駅(SA11) 徒歩7分
🅿️ 駐車場
なし
☎️ 電話番号
03-3893-5439
📍 住所
〒116-0011 東京都荒川区西尾久5-22-14
♨️ お風呂の種類
〇 浅湯
・バイブラ
・エステ
・座風呂
〇 薬リラックス
🏛️ HP
・千代の湯HP
・東京銭湯組合HP-千代の湯
・荒川浴場組合HP-千代の湯
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アクセス
JR尾久駅
上野東京ラインの上野〜赤羽間にある「尾久駅」で下車します。駅の改札口は1箇所・上野寄りにあります。
改札を出たら直進し、駅前を横切る「明治通り」との交差点「尾久駅前」交差点をそのまま直進します。
「ミニストップ」を通り過ぎて、直線の道路から左側へ少しカーブした先に信号機付きの「尾久駅北」交差点があるので、この交差点を右に曲がります。
しばらく歩くと、それまで片側1車線の道路が車線が無くなる道路へと変化する十字路がありますが、そのまま直進します。
「はなぞの治療院」さんという鍼灸院を通り過ぎた次の角を左に曲がると【千代の湯】さんに到着します。
都電 荒川遊園地前
子ども向けの遊園地「あらかわ遊園」の最寄り「荒川遊園地前」を下車します。三ノ輪橋・早稲田両方向ともに下車して、「あらかわ遊園」の反対側(尾久駅方面)の道路を信号を渡って進みます。
ほどなくして、「スーパーバリュー」さんが左手に見えるので、スーパーを過ぎた直後にある左への道に進みます。そして、突き当たりまで進み、右に曲がって少し歩くと右側に【千代の湯】さんがあります。
都電 小台
都電荒川線小台駅からは徒歩7分ほどです。三ノ輪橋・早稲田両方向ともに下車したら、荒川線と並走して走る道路を「荒川遊園地前」駅方面に歩きます。
1つ目の信号を過ぎ、反対車線に「ENEOS」のガソリンスタンド近くの踏切がある十字路を左へ曲がります。
あとは道なりに沿って進むと、右側に【千代の湯】さんが現れます。
隠れ家的な銭湯
銭湯に行く前に辺りをぶらぶらと散策していると「千代の湯」と書かれた煙突を発見! 高層マンションなど少ないので、スーパーあたりからも煙突が見えました。煙突をみるとテンションが上がるのは私だけでしょうか?笑
そのまま煙突のある方向へ向かうと、住宅街の一角に「ゆ」の看板を発見!看板がなかったら見落としそうなレベルで隣家がとても近い場所にあります。
建物が道路から奥まった(セットバック)された形で、手前の空間は駐輪場として使われています。銭湯自体がマンションの1F部分にあるビル型銭湯です。
千代の湯さんのHPには「荒川区の隠れ家的銭湯」とあったので、まさしく隠れ家的な場所にあってピッタリなフレーズです。
番台銭湯だが…
入口は1箇所ですが、入ると左右に男女の靴箱が分かれ、いわゆる番台が設置されている銭湯の形式です。靴を靴箱に入れて店内の扉を開くと、目の前に番台があります。
「やっぱり番台あったわ〜☺️」と思いつつお金を支払ってからロッカーに移動。荷物を入れて着替えていると「なんかおかしない???」と感じて番台をもう一度見てみると、「あ、番台の向きが逆なんや!」と違和感の謎が解けました。
一般的な番台がある銭湯は店員さんが浴室の方向を向いて座っていられます。ですが、千代の湯さんでは逆で玄関の方を向いて座られており、しかも番台の位置も少し浴室側にあって、入口付近のスペースを確保していました。
銭湯を何軒も回っている私ですがまだまだ知らないことが多くて驚いたのと、この形式ならリニューアル費用もフロント形式にするより抑えられますし、番台の「監視されている」と感じる方への配慮もできて良案だと思いました。(先代からこの形式だったらごめんなさい。スタッフさんに聞こうと思ったのですが聞き忘れちゃいました。)
ちなみにAirPAYが導入されているので、クレジットカード・電子マネー・交通系ICカードなどの電子決済での支払いが可能です。
トゴールの湯×薬湯
浴室はコンパクトで洗い場と湯船が2つ、井戸水を沸かした「座風呂・エステバスが1基ずつあるバイブラの湯」、「トゴール鉱石×薬湯」があります。
バイブラ•エステ•座風呂
薬湯側が全面バイブラの浅湯で、エステバス・座風呂が並んであり、少し深くなっています。お湯は熱湯で、温度計表示は40℃ 。。。調子が悪かったのでしょう笑 千代の湯さんのHPには43℃との記載があったので、それぐらいの温度でした。
「熱湯だろな〜」と予想していたこともあって、お湯の熱さに身体が付いてこれました。
エステは1穴のジェットで力強さがありますが、身体が飛ばされたり押し流されるほどではないのでご安心を。太めの口径で凝った肩に当てたら肩全体ほぐされてスッキリしました。
座風呂は背中•腰•ふくらはぎ2箇所ずつの計6穴ジェット。ジェットはエステには及ばないがしっかりとしたジェットでした。背中と腰、2個ずつあるが左右のジェット間が微妙に違うのがポイントです。
薬リラックス
もう一つの湯船が「薬リラックス」と書かれた捉え方によっては怪しいネーミング薬湯です。縦長の湯船で40〜41℃ぐらいの入りやすい温度なので、他のお客さんもこちらに浸かられている方が多かったです。外壁側に冷却枕と腰掛けがあり、座り&寝風呂気味に使用する感じですが、足元は深さ90センチぐらいの少し深めのお風呂です。
実に体に良さそうな漢方系の匂いが湯船から漂っていました。薬湯の影響で湯底が見えなかったのですが、意外と深くてびっくり!バイブラの湯と違い少しぬるめの温度だから、ゆっくり浸かるのにちょうどよかったです。
訪れた日は「実母散」の薬湯でした。そして、この湯船には人工温泉のトゴールの湯でもあります。このお湯は新潟県魚沼市にある「栃尾又温泉」付近で産出されるトゴール・ウォームタイトという鉱石を使用した準天然温泉で神経痛・肩こり・リウマチなどへの効能があるようです。
ちなみに北区・王子神谷の【平和湯】さんもトゴールの湯を都内で使用している銭湯です。
小屋写真展
浴室に入ると、室内の至る所に写真が貼られており、「なんだろな〜」と思いながら手に取って見てみると「漁港にある小屋」の写真。他の写真も見てみると「みかん小屋」や「米小屋」など小屋ばかりが貼られていました。
というのも4/26〜5/12にかけて遠藤宏さんの「銭湯で見る!小屋写真展~きょうもそらのした~」という小屋写真展が開催されていました。
遠藤宏さんが小屋マニアで各地の小屋を撮影しているそうです。特に印象に残ったのが、熱湯と薬湯の間にかけられた冊子状の写真集で土壁と雨樋が特集されていました。「土壁なんて全部一緒でしょ?」「材質や地域の土質によって質感が変わります」的なことが書かれており、ページを進めていくと確かに全然見た目も質感、材料などが違ってそれぞれが個性的な土壁となっていました。
こういうところって銭湯も一緒で、暖簾や煙突の形状、浴室のサイズやタイルのデザインなど銭湯それぞれに個性がありますよね。なんだかとても親近感が湧きました。
経営を引き継がれて3周年
脱衣所のテーブルに「3周年フォトブック」なるものが置かれており、「3周年?」と思いながら読んでみると、経営を引き継がれて3周年が経過したそうです。
2021年4月に先代から経営を引き継がれ、しかも同じ荒川区内の【梅の湯】さんが運営しているそうです。梅の湯と聞いて、一瞬、関西各地で銭湯を継業している「ゆとなみ社」さんの1号店「サウナの梅湯」さんだと勘違いしてしまいました。(梅湯さんなら「の」がありませんね笑)
どおりで昔ながらな部分と新しい試みがある部分があるわけですね。
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