このサイトは記事内に広告が含まれています。

【八阪湯】『閉店』 神社の参道内にある日常的レトロなお風呂屋さん[大阪市東成区・玉造]

お別れ銭湯
お別れ銭湯大阪銭湯

今回の銭湯は、2025年2月2日(日)に閉店された【八阪湯】さんです。

❗️閉店日
 2025/2/2(日)

ℹ️ 銭湯情報
・サウナ(入浴料のみ)
・水風呂

¥ 料金
 ⼤⼈ 520円

⏱営業時間
 14:00~23:00

📆定休日
 毎週月・火曜日

🚃アクセス
 ・JR大阪環状線 玉造駅(O05)西口(北改札) 徒歩9分
 ・大阪メトロ長堀鶴見緑地線 玉造駅(N19)4号出口 徒歩10分
 ・大阪メトロ千日前線/今里筋線 今里駅(S20/I21)(北改札)8号出口 徒歩11分


🅿️ 駐車場
 なし

☎️電話番号
 ————-

📍住所
 〒537-0025  大阪市東成区中道4-10-12

🗓訪問日
 2025/2/1(土)

♨️お風呂の種類
 〇 主湯
 ・深湯
 ・浅湯
 ・超音波

 〇寝風呂
 〇電気風呂
 〇 水風呂
 〇 サウナ

アクセス

玉造駅(JR環状線・地下鉄長堀鶴見緑地線)

JR環状線だと玉造駅は森ノ宮と鶴橋の間、長堀鶴見緑地線だと森ノ宮と谷町六丁目の間に位置します。

JRは改札が2ヶ所、北改札が最寄りになります。北改札から出場した後、右に曲がり西口から駅を出ます。駅を出て左に曲がり、駅沿いを歩くと大通りである「長堀通」に当たります。

長堀鶴見緑地線の場合、4号出口から地上に上がります。地上に出ると玉造筋と長堀通の交点「玉造」交差点の南東角に出ます。アーケード付きの「玉造商店街」が伸びているので、長堀通をJR玉造駅方面に歩きます。

長堀通を東進、今里方面に進みます。すると、疎開道路との交点「玉津1」交差点に差し掛かります。左正面に「中本病院」があるので、信号を渡って病院前まで行きます。疎開道路を北上し、「玉津1」交差点から1つ目の道路を右に曲がります。住宅街の中を進むと左手に鳥居がある道が出てくるので、鳥居を潜って少し歩くと【八阪湯】さんに到着です。

今里駅(千日前線・今里筋線)

大阪市東部の交通の要衝・今里には地下鉄千日前線と今里筋線が乗り入れています。今里駅からは8号出口が最寄りです。

今里筋線側の北改札から出場し、8号出口から地上に上がると今里筋に出ます。左に曲がり今里筋を北上すると、左手にスーパー「サンディ」があるので、サンディを超えた次の信号を左に曲がります。しばらく道なりに進むと信号が出てくるので左に曲がり、平野川を渡るとすぐ信号があるので右に曲がります。そして、信号から数えて1つ目の丁字路を左に曲がると、右手に鳥居があるので鳥居を潜って少し歩くと【八阪湯】さんに到着です。

参道内にある銭湯

いかにも大阪市城東域の住宅地道路といった雰囲気の細道を歩きながらどこにあるのかウロウロしていると目の前に鳥居が現れました。「神社でもあるんかな」と思ったと同時に「もしかしてこの参道内にあるんじゃ?」と微かな期待を抱き、鳥居に一礼して中に進むとありました【八阪湯】さん! 参道内にお風呂屋さんがあるなんてびっくりしました。奥には「中道八阪神社」があり、おそらく屋号はこの神社から頂いたのかなと推測、、、

まさに神社の門前にあります。

奥に進んで神社の手前にはお堂が… この辺り住宅地内にお堂が多い印象です。

ランステもやられているようで、外壁に大きめの看板が設置されていました。

日常の中のレトロ

下足室はこんな感じ。直進が女湯で右側が男湯です。

ドアを開けるとすぐに脱衣所!昔ながらの番台があるお風呂屋さんです。脱衣所は年季が入った風情のある空間。使い込まれたレトロな雰囲気ですが、レトロを前面に押し出した感じというよりも日常生活の中で積み重ねられたレトロさです。

脱衣所の隅には浴室から張り出した小部屋のようなものが… 正体はサウナ室で浴室と脱衣所を跨いだ形で設置されていました。

浴室は男女湯の仕切りと奥壁の逆L字型にカランが配置されて、中央から外壁にお風呂が並んでいます。

『主湯(深・浅)、電気風呂、超音波、寝風呂(ぶくぶく)、水風呂、サウナ』の設備があります。主湯やジェット系の体感温度は41~42℃、熱すぎずぬる過ぎないお湯加減です。

電気風呂は浴室の最奥部に位置した低周波電気風呂です。この電気風呂、今まで体験した電気風呂で最も弱い分類に入る弱電で微かにピリピリピリ〜と電気を感じました。これは電気風呂が苦手な方でも入りやすいですね。

超音波は浴室の中央付近、浅湯と水風呂に挟まれたところで浅湯を通って行きます。見た目は座風呂に見えますが、掘りごたつ式ではないのでイスのように座る感じではないです。2基設置されており、縦に2穴と横に2穴のタイプがそれぞれ1基ずつあります。

寝風呂はジェットではなく、ぶくぶく式。バイブラを楽しいながら浴室をゆったりと見渡せます。この体勢でぶくぶくはなんだかとても極楽な気持ちになりますね。

サウナは先ほども書きましたが、浴室と脱衣所にまたがってあります。出入り口は浴室内にあり、サウナ室はコの字型です。入室した正面に3人掛け、奥の脱衣所側にヒーターと1人掛けの計4人のキャパです。座席にはジョイントマットとバスタオルが掛けられています。温度は110℃を示していましたが正しいかどうかは… 温度計ほどはないと思いますがそれでも熱かったです。

水風呂はサウナ室の出入り口のすぐ隣、2人分ぐらいの大きさで、入った時は結構冷たく感じましたが次第に身体に馴染んでくるような絶妙な温度に!サウナでの温まり度合いと浴室の暖かさも関係していると思いますが…

カランの下部にはハイビスカスの花の輪郭、中央部には黄緑の波のような模様、身体を洗うときにこの模様が目の前にずっとあったので八阪湯さんのイメージカラーが黄緑になってしまいました笑

入浴を終えて着替えていると常連さんたちが店主さんの元に差し入れを手渡している光景を何度か見ました。今まで閉店される銭湯に何軒か行ってきましたが、ここまで差し入れがあるところは初めてでした。たまたまかもしれませんが皆様に愛されているのだなと強く思いました。

最初で最後の訪問になりましたが、この場を借りて約100年に及ぶ営業、お疲れ様でした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました