今回の銭湯は、台東区日本堤にある【天然温泉 湯どんぶり栄湯】さんです。
“湯どんぶり栄湯”の概要
ℹ️ 銭湯情報
・サウナ(+600円)
・炭酸泉
・水風呂(屋外)
・軟水
⏱営業時間
月〜土 14:00〜23:00(最終受付22:30)
日・祝 12:00〜23:00(最終受付22:30)
📆定休日
毎週水曜日
🚃アクセス
東京メトロ日比谷線 三ノ輪駅(H20)1a・エレベーター出口 徒歩13分
☎️電話番号
03-3875-2885
📍 住所
〒111-0021 東京都台東区日本堤1-4-5
♨️お風呂の種類
内湯
〇 主湯
・マイクロバイブラ
・電気風呂
・寝風呂
・座風呂
・ボディマッサージ
〇 薬湯
〇 高濃度炭酸泉
屋外エリア
〇 露天風呂
〇 水風呂
〇 サウナ
🏛️ HP
yudonburi – 天然温泉 浅草 湯どんぶり栄湯・X(Twitter)
天然温泉 湯どんぶり栄湯 (@yudonburi.sakaeyu)・Instagram
アクセス
地下鉄三ノ輪駅を下車し、1a出口またはエレベーター出口で地上に上がります。エレベーター出口の場合は出てすぐ左に、1a出口の場合は出てUターンしてすぐにある左へ延びる道に進みます。
少し歩くと右側に少し大きめの公園(東盛公園)があります。その公園を通り過ぎると土手通りと交差する「三ノ輪二」交差点に出ます。右に曲がりスカイツリーが見える方向に土手通りを進みます。
銭湯は反対車線側にあるので、信号のタイミングを見て反対車線側の歩道に渡ります。
土手通りを歩いているとボクシング漫画「あしたのジョー」の主人公・矢吹丈がモデルの「立つんだ像」があります。なぜこんなところにあるかというと、漫画の舞台となった街・山谷がこの一帯だからです。(ちなみに有名な泪橋は南千住近くの明治通り辺りです)
あしたのジョーの像を過ぎ、土手通りを進むと周囲の建物よりさらに年季を重ねた古民家のお店があります。ここは「土手の伊勢屋」という大変繁盛されている天ぷら屋さんで、お店の外に行列ができていました。
この天ぷら屋さんの角を左に曲がり、4つ目の十字路を右に曲がると「湯どんぶり栄湯」に到着します。
ちなみに、吉原大門に通づる「日の出会商店街」から土手通りを挟んだ、距離にして300m、徒歩4分の至近距離に銭湯【堤柳泉】さんがあります。
外観
湯どんぶりさんの名前はよく耳にしていたので、どんな銭湯なのかとても気になっていました。
入浴記
浴室に入った第一印象は、よく見かける一般的な銭湯で
「特段インパクトがある銭湯ではないなぁ〜」と思ったのですが、大きな間違いでした。
身体を洗い、まずは主要そうな湯船に浸かろうと高濃度炭酸泉へ。
このお風呂、湯船の材質が麦飯石という石英斑岩という岩石の一種で、
・ミネラルを水の中に溶かす
・塩素などの不純物を取り除き水をきれいにする
・水質を中性にする
などの効果があります。
そんな麦飯石と、地下から湧き出す超軟水の天然温泉をお湯に使用しています。お肌や髪の毛がツルツルとした感触がします。
そして「心臓の湯」とも言われる炭酸泉を水中に溶け込ませていて、血流の改善、保温など効果があります。
『麦飯石×温泉×高濃度炭酸泉』という、見たことのない組み合わせをしたお風呂です。
そして、主湯はマイクロバイブラ、電気風呂、寝風呂、座風呂、ボディマッサージと豊富な種類のバスがありますが、まあ、大きめの銭湯にはありそうな標準的な装備かと…
内湯とサウナ、露天風呂は内湯とは別のゾーンになっており、つなぎ目のところに薬湯「宝寿湯」があります。
ここからが栄湯さんを訪れて衝撃を受けたゾーンです。
薬湯を抜けるとサウナ室があり、レンガで作られた本格的なドライサウナです。街の銭湯ではそうそう見かけないクオリティが外からでも感じられました。
そして、右手に行くと露天風呂があります。
この露天風呂も衝撃でした。
一般的な銭湯とは思えない広々とした露天風呂で、上空もよく見えます。
露天風呂は、右側が湯船に設置されている説明板にもある通り、若旦那のこだわり抜いたナノファインバブルという身体を芯まで温める効果と毛穴のよごれを取り除く効果のあるお風呂とさらに右奥に大きな壺のお風呂が2つあります。
そして、左側には水風呂があります。屋外に水風呂がある銭湯はあまり見かけないですね。
内湯にあるより、外湯に水風呂があると体感温度は低くなるので、冷たい水風呂好きには最高だと思います。外気浴に使えるベンチも2つあり、水風呂と外気浴がすぐに行える環境はサウナーの方には理想的な動線じゃないかと思いました。
23区内の露天風呂で、都会の喧騒を忘れることができるほど、とてもリラックスして入浴を楽しむことができました。
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