【第一三福湯】(だいいちみふくゆ)は店主さんの足の長期治療に専念するため、2025年5年29日木曜日に閉店されます。残り2週間ほどで閉店されるので、名残惜しい方はお早めに…
❗️閉店日
2025/5/29(木)
ℹ️ 銭湯情報
・スチームサウナ
・水風呂
・番台
・石畳
⏱営業時間
14:00~24:00
📆定休日
毎週金曜日
🚃アクセス
京橋駅
・大阪メトロ長堀鶴見緑地線 京橋駅 3号出口 徒歩13分
・京阪本線 京橋駅 中央改札口 徒歩13分
・JR環状線・JR東西線・学研都市線 京橋駅 北口 徒歩13分
野江・野江内代
・大阪メトロ谷町線 野江内代駅 1号出口 徒歩12分
・JRおおさか東線 JR野江駅 徒歩13分
・京阪本線 野江駅 徒歩14分
🅿️ 駐車場
なし
☎️電話番号
————-
📍住所
〒534-0022 大阪市都島区都島中通3-10-9
🗓訪問日
2025/5/13(月)
♨️お風呂の種類
〇 主湯
・深湯
・浅湯
〇 ジェットバス
〇 電気風呂
〇 水風呂
〇 スチームサウナ
アクセス
JR・京阪・地下鉄が集まる京橋駅から徒歩13分ほど、谷町線の野江内代駅、JR・京阪の野江駅からも徒歩15分ほどにあり、様々な路線からアクセスできます。
京橋の喧騒から一歩離れた住宅街

新京橋商店街(京街道)を通り抜け、徐々に都島区の内側へ。商店街も京橋から遠ざかるほど人の姿がまばらに。アーケードを抜けると人の気配も少なくなり住宅街へと変わっていく街並み。街の変化が楽しめました。
第一三福湯さんが構える道路沿いは片道1車線ずつあり、この辺りの狭隘な道路とは違う立派な造りですが、交通量が少なく、喫茶店や昔ながらの店舗兼住宅が多いなど駅近と全く異った雰囲気に。

側面に回り込むと年季の入った銭湯の建物と後ろに見える現代的なマンションが印象的です。築何年でしょうか?50年ぐらいは経っているように見えます。

正面は左右対称の昔ながらの配置スタイル。敷地内から樹木が顔を覗かせているので、脱衣場外の縁側に庭があるのでしょう。外壁はほぼ白で統一されたシンプルな配色、富士山型の屋根が綺麗です。

お店の看板は小さめのサイズ。目の前の道路は全然車が走っていません。何だか不思議な感じ笑

仕出し屋さんのような屋根幕と看板が調和してます。
石畳と楕円の湯船

店内に入ると左右に扉と下駄箱がある昔ながらのスタイル。右上には「組合員章」も。
脱衣所も時代を感じる年季の入り具合で地域のお風呂屋さん。一部のロッカーは鍵が2つ取り付けられているダブルロックキーは初見でした。脱衣所の外には縁側とトイレがある古風な構造です。
浴室
浴室に入ってまず飛び込んできた光景は床に敷き詰められた石畳。レトロ銭湯の象徴的な石畳が突然現れてびっくり!テンション上がりました。お風呂は『主湯・ジェット・電気風呂・水風呂・スチームサウナ』と充実しております。
主湯は浴室の中央に小判型の主浴槽がある関西式の配置です。関西式と言っても最近は浴室の左右や奥に寄っている所が多いですが、こちらは健在。小判型の2/3は深湯・2/3は浅湯に分かれています。深湯でも温度は優しい目のじっくり温まる系の湯船で、両手を広げても広々しており、主浴槽にしては長く浸かられている方が散見されました。浅湯は水深がふくらはぎぐらいで半身浴ができました。
浴室の奥側には「ジェット」「電気風呂」の独立した湯船があります。3つあるジェットの内、真ん中以外は水流が弱いです。電気風呂は強さは中ぐらい、個人的にはとても良い加減でした。
「スチームサウナ」「水風呂」は浴室に入って左側に。「スチームサウナ」は入浴料のみで入ることができます。室内は熱気が充満しており、なかなかの熱さ。「1分間スチーム発生→1分間停止→1分間スチーム発生」の繰り返しで、スチームの発生時間が長く・発生間隔も短いので、熱さが維持されていました。サウナ横にある1人用の腰ぐらいの水深の水風呂は20℃ぐらい、じわじわ身体を冷ましてくれる心地よい水温でした。
閉店??張り紙にびっくり!!

お風呂を満喫して脱衣所も満喫しようと見渡していると何やら張り紙が。「何なんやろ〜」とチラッと見ると「閉店のお知らせ」…全く閉店するなんて知らずに入浴していたので「えっーーーーー」と内心びっくり!お風呂上がりの飲み物を買う際に番台の女将さんにお声をかけちゃいました。「足の長期治療で店を長く閉める」「年齢もあるからこのタイミングで引退」、ご主人しかお風呂を沸かせないので寂しいけど仕方がないねということでした。
第一三福湯さん自体はご主人が生まれる前から営業していたらしく70〜80年はやっていたんじゃないか〜だそうです。
見ず知らずの私に優しく親しみを込めてお話ししていただきありがとうございました。帰り際に「まだ営業しているからよかったらまた来てくださいね〜」のセリフが寂しくもうれしかったです。
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